【前回コラム】「たくさんの才能がスパークして、映画『クソ野郎と美しき世界』が生まれた(ゲスト:香取慎吾)【前編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は4月12日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
香港政府観光局から絵の依頼があった
中村:今週も引き続き、「新しい地図」の香取慎吾さんが来てくれています。
香取:こんばんは!
中村:映画『クソ野郎と美しき世界』も絶賛上映中です。
香取:すぐ行ってください、すぐ終わるんで。
権八:クソ野郎、すぐに終わりますから。
中村:映画の「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」で、慎吾さん役の慎吾さんは画家を演じているじゃないですか。実際、このムック本を見ても絵がすごい。でも、慎吾さんは芸能界に入ったのが11歳なので、絵を描く暇があったのかという素朴な疑問があります。絵とはいつ頃出会ったんですか?
香取:子どもの頃の落書きの延長でずっと描いてるままで、それを自分で全部ストックしてる感じですね。この間、香港政府観光局からお話をいただいて、香港に行って4泊5日で壁に絵を描いてきたんです。香港にアートな壁が増えていて、そこがインスタ映えスポットになっていて。終わっちゃった番組「おじゃMAP!!」で去年香港にロケに行かせていただいて、そのアートな壁をいくつか見に行ったんですよ。そのとき、政府観光局の人がいたので、「僕にも書かせてくださいよ」と言ったら、本当にお話をいただけて。壁は街のど真ん中なので、24時から朝6時を3日間やって。
中村:それはインスタに上がってますか? 慎吾さん、インスタがハンパないですよね。更新の頻度もハンパないし、ユーザー数の伸びも当たり前ながら。
香取:(インスタを見せながら)こんな感じです。
澤本:大きいですね。これを3日で描いたということですか?
香取:18時間で描きましたね。インスタにも完成版を上げてます。
中村:12万5千いいねがついてますね。
香取:ぜひ香港に行ったら見に行ってもらいたい。こんなお仕事いただけてビックリしてます。
中村:SNSはやってみたかったわけではきっとないですよね。でも最近のインタビューを見たら、ハマってるものの1つにインスタと書いてあって。
香取:草彅がユーチューバーになり、稲垣がアメブロをはじめて。僕は絵や写真が好きだったので自分はインスタが合ってるなと。面白いですよ、そういうSNSの繋がりって。僕は人に電話番号教えないんですよ。でも最近はツイッターでも普通にわからないことがあるとつぶやくんですね。「教えて世界、これってどうなの?」と投稿すると、みんながブワーッと答えてくれて、「ありがとう、世界」と返すんです。電話番号を教えなかった俺がこんなに世界中と繋がるって何なんだろうって。電話番号どころじゃないじゃないですか。みんなと直接連絡取ってるような感覚で。
中村:そうですね。香取くんがみんなと直接連絡を取るというのは、昔ならなかったですよね。
権八:山本耕史さんも香取くんに連絡先なかなか教えてもらえなかったとか、ザキヤマさんも「おじゃMAP!!」最終回で電話番号を聞いたとか。今だから言うけど、72時間ホンネテレビで準備してるときに、ちょっとしたサプライズを慎吾くん主体でやりたかったんですよ。
中村:なるほど。
権八:こそこそ相談してたんです。他のスタッフに聞かれてもまずかったから、慎吾くんに「連絡先教えて」と言ったら、「いやそれはできない」と。
一同:(笑)
中村:必要なのに、できないと。
権八:え、どうすればいいのと。すごい徹底してると思って。
香取:いやいや、そんなことないです。権八さんの考えた企画がもうちょっといけそうだなと思えてたら教えたかもしれない。
中村:そこか(笑)。
澤本:そこだ(笑)。