全国5万店舗の大手コンビニと連携!メーカーのデジタルプロモーションを支援する

2009年のサービス開始以来、大手コンビニチェーンを中心としたサンプリングプロモーションに利用されているMDパートナーズのO2Oマルチプラットフォームサービス「プチギフト」。もともとコンビニチェーンに活用されていたが近年、メーカーのサンプリングプロモーションでの利用の拡大とニーズの多様化に伴い、様々なプロモーション施策を展開している。「プチギフト」のプロモーション活用について、MDパートナーズ営業部長の三井真良氏に話を聞いた。

写真左からミニストップ マーケティング本部の永田壮浩氏、MDパートナーズ営業部長の三井真良氏。

ネットワークとノウハウを武器にメーカーのプロモーションを支援

コンビニの商品を中心とした少額商品のクーポンをWebで配布し店頭で商品を受け取る、デジタルとリアル店舗をつなぐマルチプラットフォームサービス「プチギフト」。

MDパートナーズの三井真良氏は「デジタルクーポンを配布する場合、ユニークなコードの管理や抽選、セキュリティ対策を含めたサーバ管理、煩雑なクーポン仕入れや事務局の運営といった、膨大な手間がかかるとともにノウハウが必要です。その点、『プチギフト』は上記の対応をワンストップかつ低予算で提供しており、大手コンビニを始めとする流通企業や流通店舗に商品を置く各メーカーの方々に集客の手段として活用いただいてきました」と話す。

実際、「プチギフト」では月間で約100万本のクーポンを配布する実績を継続的に上げている。

すでにコンビニや多くのメーカーに導入実績がある「プチギフト」だが、近年はメーカーの新商品発売といった大規模なプロモーション目的での活用が増えてきた。5万店舗を超える大手コンビニチェーンとのネットワークを構築しているので、メーカーが「プチギフト」を活用すれば、このネットワークをフィールドとしたサンプリングが実現できる点が何よりの強み。

三井氏は「大型のプロモーションに取り入れていただくことで、商品の認知拡大や店舗での販促施策につながり、特にメーカーの方たちから支持を受けている」と話す。さらに同社では最近のSNSのプロモーションニーズに応え、「LINEやTwitter起点の大規模サンプリング」を展開している。

LINE認証でユーザー負荷を軽減 公式アカウント登録の後押しにも

大手飲料メーカーが行った、LINEを使ったサンプリングキャンペーンではSNSとMDパートナーズ提携メディアを使い、約58万本分のコンビニで引き換えできるクーポンを配布。メーカーアカウントで発信したLINE投稿から応募が可能で、応募時にLINE友だち登録を推奨した結果、約13万人の新規友だちを獲得、コンビニでの引き換え率は70%を超えた。

「LINE起点の大規模サンプリング」とは、ユーザーの日常に浸透したLINEを使ったサンプリングプロモーションを実施できる手法だ【図1】。メーカーアカウントでのLINE投稿から、LINE認証を使って簡単に消費者がキャンペーンに参加することができる。

「LINE認証を用いることで、セキュア情報を保有・管理せずログイン操作も簡単、ユーザーを特定しユニークなクーポンを配布できる。さらにLINEを使用する場合には応募に際して、企業の公式アカウントの友だち登録を促進することもできるので、単発的なプロモーションに留まらず、お客さまとの関係を構築することも可能」(三井氏)という。

SNSログインでマイページ開設 リピート購入を支援する新機能

今年6月にリリースした「マイレージ機能」は単発のサンプリングだけでなく、ユーザーのリピート購買、ロイヤル化を支援するための施策に使えるもの。対象商品を購入して得たポイントを集めるとプレゼントがもらえるキャンペーンでは、従来はセキュア情報の管理が課題であったが、同社はSNSログインを採用してこれを解決。キャンペーンの管理・運用を含め一括して提供している【図2】。

消費者がキャンペーンサイトにアクセスし、SNS認証をしてログインするとマイページをつくることができ、商品に付与したシリアルコードを入力することで、ポイントを貯めていくことができる。
また貯めたポイント数に応じて、ギフトラインナップから好きなギフトを受け取れる仕組みもつくっており、必要に応じてその配送もワンストップでMDパートナーズ側が請け負うことができる。

メーカーとコンビニでWin-Winの関係を築く

長く、コンビニ向けにデジタルクーポンで集客支援 を実施してきたMDパートナーズは、前述のようにコンビニとのネットワークがあることもメーカーにとっては大きな魅力。MDパートナーズの「プチギフト」を活用しているコンビニのひとつが、ミニストップだ。

ミニストップで実施している「プチギフト」を活用したキャンペーンでのTwitter 投稿。継続的な実施でフォロワー数も増えている。

ミニストップでは自社が運用しているTwitterのアカウントをフォローして、ツイートをリツイートすると抽選で、商品の無料または割引クーポンがもらえ、ミニストップ店頭で商品が受け取れるというキャンペーンを継続的に実施している。ミニストップ マーケティング本部の永田壮浩氏は「ミニストップ公式Twitterアカウントでの『プチギフト』を活用したキャンペーンには拡散力があり、キャンペーン開始後1週間でリツイート数は4万を超えることも多い。またインプレッション数は500万程度だと推察している。

継続的に実施することでフォロワー数も大幅に伸びており、こうした拡散力をメーカーの方たちも魅力に感じていて一緒にプロモーション企画を実施したいというお話を数多くいただいている」と「プチギフト」活用の手ごたえを話す。

メーカーとのコラボ事例で最近、注目が高いのが、食シーンの提案につながるような企画。例えば、大手飲料メーカーの清涼飲料水やアルコール飲料とミニストップのオリジナル商品とのコラボプロモーションはこれまでに複数回の実績がある。

永田氏が話すように、すでに大手コンビニから信頼を得ているMDパートナーズ。それだけに同社が提供する「プチギフト」は、メーカーにとっても店頭を使った販促プロモーションの強い味方になりそうだ。


 

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株式会社MDパートナーズ
〒107-0062 東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル11F
TEL.03-6804-6490
E-mail:info@md-partners.co.jp
Web:https://petitgift.jp

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