マーケティング専門会社テムズは、広告クロスメディア展開のROI(投資収益率)解析を行う調査・解析パッケージ「C・ROI(クロイ)」を9 月1 日にリリースした。
C・ROIは、PR も含めた広告効果を金額換算することによってROIまで把握可能となったリサーチ&アナリシスシステム。クロスメディア・キャンペーンの到達度などの基礎的なデータから、媒体への投資配分の最適化などの発展的情報、さらには最大の特長であるROI評価までを網羅している。汎用性の高いパッケージとなっているため、低価格で方向性抽出や施策改善のための戦略データを得ることができる。
具体的なサービス内容は以下の5つ。
- クロスメディア効果測定…クロスメディア施策の重複接触・購買率など、総合的評価を行う
- ボトルネックの把握(購買に至るコミュニケーション上の問題点抽出)…行った施策のエフェクトを大きく減衰させている段階を抽出する
- ファネル段階における各媒体の影響度把握…各媒体・PRなどが、購買までの段階にどの程度影響したのかを把握する
- 各媒体への投資配分の最適化…各媒体の投資額・投資比率を基に媒体の取捨選択を行う
- キャンペーン施策のROI算出…キャペーン効果を金額換算することで、費用対効果を明確に評価するPR効果の金額換算
広告効果の測定が困難になっている状況が続くいま、同社では従来から提供している広告戦略のコンサルテーションに、本パッケージのデータを付与することで、より精度の高い広告企業へのサポートを行う。