地域サービス、認知は交通広告 表示灯調査

地域密着型サービスを知るきっかけは交通広告、調べるのはインターネット――。交通・屋外広告を手がける表示灯(本社・名古屋市)はこのほど、商品・サービスの認知や利用意向について、各メディアが及ぼす影響について調査した。

病院や飲食店、ショッピング施設など地域密着型のサービス19分野について、それぞれ認知や検索、購入決定に影響を及ぼすメディアについて聞いた。調査は東京・大阪を対象に9月、インターネットで実施し、4481人から回答を得た。

それによると、病院や予備校・学習塾、レジャー施設などは、サービス認知について交通広告が他のメディアを圧倒した。宿泊や飲食店については、ネットやマスメディアなどとほぼきっ抗したが、ほとんどの業種は交通が優位に立った。

一方、調べる手段としては全ジャンルでネットがトップに。特に宿泊や飲食店、レジャー施設、などはその傾向が顕著となった。購買決定については、折込広告や口コミを含む「その他」も高いスコアを示した。

表示灯は、全国の鉄道駅に設置している広告付き案内図「ナビタ」を手がける。「駅利用者は広告をよく見ている。身近なサービスを知る手段として適している」(上田正剛社長)としてアピールしてきたい考えだ。

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