キタコレ!「レコメンドおじさん」のご紹介(一部分だけだよ)

文:糸永洋三


今回は、キタコレ!サービスの中核にあります「キタコレ!レコメンドエンジン」のいわゆる「エンジンのロジック」の考え方の一部をご紹介したい、と思います。

一番わかりやすい説明が、こちらのVPかもしれません(笑)。VPに出演するコンシェルジュ的おじさんが、レコメンドエンジンというわけです。

さて、「レコメンドおじさん」は、どのようにして、ユーザーのみなさまにレコメンドしつづけているのか!? 「ユーザーのみなさまのサイト内遷移(=ユーザーログ)のすべて」をレコメンドのロジックに反映させています。

  1. 「ドウコレ!」に表示されたイベントをクリックすると、あなたにとって興味が少しでもあるイベントである、としてまずは「学習」。
  2. イベントの詳細を知って興味がわいたら「キタコレ!」ボタンを押して、“お取り置き”。レコメンドおじさんは「お、このイベント、キタ~!」ということで「強く学習」します。
  3. さらに「このイベント行きたい! 行く!!」とテンションがあがったら当然、キタコレ! カレンダーに登録することになります(笑)。そのテンションに応じて、レコメンドおじさんも、あなたの思いを「強く強く学習」しています。
  4. このイベントを自分の友達や仲間と共有しよう、の場面でも「学習」します。ツイッター、フェイスブック上でつぶやく、シェアするアクションも学習の対象です。サイト上層にあるボックスで検索したキーワードも学びの対象です。
  5. 基本はこうしたアクションに対応していくのですが、ユーザー自身で調整することもできます。「キタコレ!エンジンチューンアップ」ボタンがそれ。あなた好みの趣味趣向を、がんがんにチェックボックスからチェックしちゃってください。レコメンドおじさん、「しっかり学習」させていただきます。
  6. 調整方法がもうひとつ。「ドウコレ!」ページの上部のティッカー表示「あなたへのおすすめタグ」をクリックすると、おじさんがあなたについて学習した結果=タグが一覧で、どばーっと(可能性としては数百以上)でてきます。じっとご覧いただいて、これ違うな、と思ったタグ。キーワードは消しちゃってください。そのワードをクリックするだけです。ちなみにこのタグの一覧、自分の趣味趣向の一部を表現しているのか・・・と思うと、面白かったり怖かったりします(笑)。

実は「キタコレ!」、これらのロジック以外にも、オリジナルなレコメンドロジックもあるのです・・・が、ここは我々の秘密、“秘伝の味”部分ですので、もったいぶらせて恐縮ですが割愛させていただきます。

「キタコレ!」のおじさんは、あなたの好みや関心を学習し続けますが、決してレコメンドおじさん、怪しいものでございませんのでご安心ください。個人情報ではなく、「あなたの現在の『気持ち』」を学習し、ユーザーにとって有益であろう、と推測できるイベント情報をご提案(レコメンド)させていただくだけですので。

前回のコラムで、相棒パウロが書きました。「あした、何しよう? を 笑って語れる世の中に」。

そうです、ぼくらは、「あした、何しよう?」という悩みを「あした、こうしよう!」と課題解決ができるツールとして、キタコレ!&「レコメンドおじさん」をつくってきました。「レコメンドおじさん」ご愛顧のほど、よろしくお願いします。

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小林パウロ篤史/糸永洋三(MediaJUMP代表取締役共同経営責任者)
小林パウロ篤史/糸永洋三(MediaJUMP代表取締役共同経営責任者)

小林パウロ篤史
1998年総合商社に入社。中南米、アフリカへの自動車輸出業務に携わる。初出張はスーダン。その後、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズにて広告の最前線を経験。「ミクシィ年賀状」などで受賞歴あり。2011年4月から現職。(写真左)

糸永洋三
2000年博報堂入社。大手自動車会社などを担当。その後、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズにて、インターネット領域のメディアプロデュース業務を担当。2011年4月から現職。(写真右)

株式会社MediaJUMP: http://www.media-jump.co.jp
Twitter :  小林パウロ @paulokobayahsi  糸永 @yozoyozo

小林パウロ篤史/糸永洋三(MediaJUMP代表取締役共同経営責任者)

小林パウロ篤史
1998年総合商社に入社。中南米、アフリカへの自動車輸出業務に携わる。初出張はスーダン。その後、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズにて広告の最前線を経験。「ミクシィ年賀状」などで受賞歴あり。2011年4月から現職。(写真左)

糸永洋三
2000年博報堂入社。大手自動車会社などを担当。その後、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズにて、インターネット領域のメディアプロデュース業務を担当。2011年4月から現職。(写真右)

株式会社MediaJUMP: http://www.media-jump.co.jp
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