ガリバーが1万人に自動車を無償提供 新型コロナ関連の医療従事者らを支援

中古車事業Gulliver(ガリバー)を運営するIDOMは4月13日、新型コロナウイルスの影響下でも移動が必要な医療従事者などに、無償で自動車を提供する支援策を発表した。対象は全国の1万人で、提供期間は最大3カ月を予定している。15日から特設サイトを公開し、LINE公式アカウントやフリーダイヤルで相談を受け付けている。

4月15日から公開された特設ウェブサイト

本事業のスローガンは「不安と闘うすべての人に安心な移動を。」。新型コロナの影響で不要不急の外出自粛が求められる中、外出をせざるを得ない人を支援しようと自動車のサブスクリプションサービス「NOREL(ノレル)」の運用ノウハウを活かして立ち上げた。

自動車は、電車やバスなどの公共交通機関と比べて他人との接触が少ない移動手段。「少しでも安心して移動ができるように」との想いが込められている。

なお、自動車提供の対象者は「移動が必要なすべての人々」。医療従事者のほかにも、リモートワークができない「移動が必要なワーカー」や、開業が難しく「配送が必要な飲食店および小売店」、通院や介護などで「移動が必要な一般生活者」を想定している。今後は、医療法人や大学病院、市民病院などとも積極的に連携していく方針だ。

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