6月15日より、東京メトロ・表参道駅で「医療従事者21名のポートレート写真展」が始まる。
これらのポートレイトを撮影し、個人として本展を企画・実施したのは、フォトグラファー 宮本直孝氏だ。1990年にイタリアに渡り、オリヴィエーロ・トスカーニに師事後、2005年に帰国。以降、広告、ファッションなどのフォトグラファーとして活動している。
宮本氏はこれまでも同スペースで、「ロンドンパラリンピック選手写真展」(2012年)、「Portraits of Refugees in Japan-難民はここにいます。」(2016年)、ダウン症のある子供とその母のポートレイトを撮影した「母の日 ~I’m a mother of a child with down syndrome~」(2017年)、顔や身体に先天的、あるいは後天的に外見でわかる症状を持つ人とその配偶者のポートレイトを撮影した「いい夫婦の日」(2019年)を企画し、撮影、開催している。
本年度は、新型コロナウイルス感染症の最前線で対応にあたった国立国際医療研究センターの様々な職種の医療従事者21名を撮影。そのポートレイトを展示する。
「新型コロナウイルス感染症の医療に携わった21名の写真を通して、一般の方に医療従事者の方への感謝の気持ちを感じていただく機会を提供するとともに、身の危険も顧みず責任感を持って働くことの貴さを感じていただきたい。新型コロナウイルスの感染が収束した後も困難が予想される世の中で、医療従事者だけでなく一般のみなさんにも、自分で出来ることを精一杯しようと思う、写真を見たみなさん一人一人が少しでも勇気づけられる、そんな写真展を開催します」と、宮本氏はコメントしている。
開催場所は、通常ADウォールとして使われている壁面で、改札を出てから、B2出口に向かうコンコースにある。作品は、6月21日まで展示されている。
日本の新型コロナウイルス感染症の最前線で対応にあたった国立国際医療研究センターの医療従事者21名のポートレート写真展
日時:
6月15日(月)〜6月21日(日)
場所:
東京メトロ表参道駅コンコース(ADウォール・B2)
協力:
国立国際医療研究センター
製作協力:
AD/富田光浩、ヘアメイク/山元幸一郎、レタッチ/佐藤加奈子