サイバーエージェントは7月29日、同社の研究組織である「サイバーエージェント次世代生活研究所」において実施した「withコロナにおける日本人の消費意識とメディア行動の変化」についての意識調査の結果を発表。調査対象は15歳以上から60代の全国3094人で、期間は2020年6月5日~8日。インターネット調査により行われた。
調査では、外出自粛期間前から比べて、「利用頻度が増えた」メディアについて聞いたところ、1位が「テレビ」の44.3%、次いで「YouTube」が39.0%という結果に。さらに、自粛期間終了後も利用し続けたいメディアを聞いたところ、1位は「テレビ」54.4%で過半数を超え、「YouTube」も過半数に近い47.2%となった。
Q.自粛期間前から比べて、「利用し始めた」または「利用頻度が増えた」とお答えになったメディアについてお伺いします。自粛期間終了後も利用し続けたいメディアをすべてお選びください。
また、「外出自粛期間中・自粛期間前から、<娯楽・メディア>について意識が変わったこと」についても調査。意識が変わったことの1位は「情報の正確性を重視する」で20.8%、次いで「大人数での旅行・外出をしない・減らす」18.5%、「コロナに関連する情報を積極的に収集する」17.1%という結果となった。
加えて、自粛期間終了後も引き続きやり続けたいことにおいても、上位項目は同じく、「情報の正確性を重視する」が最も多く17.1%、次いで「大人数での旅行・外出を減らす」「コロナに関連する情報を積極的に収集する」10.2%となり、自粛期間中・自粛期間終了後ともにメディア情報の把握や情報収集への関心が高まっていることがわかった。