H&Mは、ファッションを通したサステナビリティのアクションを気軽に日常生活に取り入れるきっかけづくりとして、「#ファッションでアクション」をテーマとした、3つのサステナブル・キャンペーンを8月中旬より順次実施している。8月30日まで屋外広告とデジタルビジョン、28日からはTwitterキャンペーン、30日からはH&Mメンバー限定クーポンを展開する。
「世界中で環境への問題意識が叫ばれていて、ファッション業界の環境への影響は非常に大きなものですがまだこのことは一般のお客さまには浸透していません」と話すH&M 小野紗世氏。H&Mはサステナブルな素材を使用した商品を常時取り扱っている。商品購入時にそれらの商品を選択することも、身近なところから始められるサステナブルなアクションのひとつだ。そこで、商品に使用されている素材について考えるきっかけづくりとして、今日までにH&Mで販売されてきた商品に使用されている環境や社会に配慮したサステナブル素材にフォーカスした屋外広告を掲出した。
「H&M製品の前世」を軸に、回収された服や布から新しい服を生み出していること、オレンジの皮からできた繊維を使っていることなどを伝える今回の広告。「気軽に取り入れられるアクションがあること、一緒に考えるきっかけになることをH&Mらしいファッショナブルな表現で伝えられるビジュアルを目指しました」と小野氏。
また、Twitterアカウントでは、8月28日から9月4日まで、選択式のフォーマットを用いて、気軽にサステナビリティについての会話に参加できるキャンペーンを実施する。9月10日から17日には、コメントやリツイートを通してアイデアを出し合い、サステナブルなアクションについて意見を共有する場を提供する予定だ。
「H&Mではサステナブルなファッションの未来を目指し、日々さまざまな活動に取り組んでいますが、お客さまが一緒にこの問題について考えていただき、選択をしていただくことではじめて取り組みが成り立つと考えています。より多くの方に気軽にファッションを通したサステナブルなアクションを日常生活に取り入れていただくきっかけとなれば嬉しいです」(小野氏)。
スタッフリスト
- 企画制作
- 博報堂+POLARNO+P.I.C.S
- CD
- 村山佳奈女
- AD
- 相楽賢太郎
- C
- 石本香緒理
- D
- 千葉陸矢
- PR
- 丹治遥
- 撮影
- 青山たかかず
- 美術
- 大里亮
- レタッチ
- 津金卓也
- 製版+印刷
- ショウエイ