ソニーグループでマーケティングテクノロジー事業を展開するSMNは10月1日、完全子会社である「SMNメディアデザイン(SMD)」を設立した。
SMNはデジタルメディアの事業開発や、親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズが保有するポータルサイト「So-net(ソネット)」の広告枠の企画および仕入販売を中心に、媒体の広告収益最大化を支援するサービスを展開している。同事業の分社化により、柔軟な組織運営とスピーディーな意思決定の実現を図る考え。
新会社では「So-net」を中心としたメディア運営に加え、独自メディアとして、コンテンツや人々との出会いの場としてのプラットフォームを提供。モバイルやソーシャルにおいて適切なオーディエンスに届くコンテンツの制作・配信、データの解析、最適なコンテンツ提供を促すCMSの構築などを組み合わせ、企業のブランディングや目的に合わせたコミュニケーションをサポートしていきたいとしている。