オカムラは10月13日、拡大し続けるeスポーツ市場に参入すると発表した。eスポーツのプレイ環境向上を目指し、eスポーツ専用のゲーミング家具製品を開発し、2020年11月10日に発表、2021年1月発売を予定している。
近年、規模が急拡大しているeスポーツ市場では、プロ競技大会が開催されるeスポーツ専用施設や専用スペースが数多く開業・設置されているほか、オンラインという特徴を生かして家庭でも幅広い世代に楽しまれている。
その中でも、eスポーツの“プレイ環境”というのは、プレイヤーが長時間快適な姿勢でゲームに集中するために重要な要素。同社は、これまでも姿勢に関する調査や研究を継続的に行い、研究結果をさまざまなレポートや書籍の形で発行して、その研究結果を生かした家具も数多く開発・販売してきた。
今回のゲーミング家具開発でも、プレイ中の身体ポジションに着目し、ゲームジャンルやキーボード、マウス、コントローラーなどのデバイスの違い、プレイスタイルなどによるさまざまな姿勢を調査・分析。そして、オフィス家具の開発・製造技術を生かし、研究結果や人間工学に基づいたゲーミング家具の開発を行うという。