コピーライターで、数々の教育プロジェクトにも携わる倉成英俊さんの新コラムがスタートします。
全国には、ユニークな「伝説の授業」が多数存在します。ここで言う「授業」とは、学校の授業のみを指すわけではありません。このコラムでは、江戸時代の藩校カリキュラム、企業の新人研修、コピーライター事務所の入社試験など、古今東西から著者が収集したさまざまな「学びの場」の事例が紹介されます。
その共通点は、問題を出された方が好奇心をくすぐられ、クリエイティビティを触発されること。そして、自分の才能を開花させられたり、人生を変えられてしまうものであること。「伝説の授業」とは、そのような一生忘れない場の総称です。この連載は、人間にとって「学ぶ」とは何かを教えてくれる授業&問題集。学ぶほうだけでなく、教える立場の人(=先生、先輩、上司、親、経営者etc.)の頭もやわらかく解きほぐします。
イラストは、CMプランナーでイラストレーターの萩原ゆかさんが担当します。
第1回のコラム「1週間が8日に増えたら、その1日何をしますか?800字以内で書きなさい。」は11月2日掲載です。どうぞご期待ください。
倉成英俊
(Creative Project Base 代表取締役/ アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長)
2000年電通入社、クリエーティブ局配属後、多数の広告を制作。2005年に電通のCSR活動「広告小学校」設立に関わった頃から教育に携わり、数々の学校で講師を務めながら好奇心と発想力を育む「変な宿題」を構想する。2014年、電通社員の“B面”を生かしたオルタナティブアプローチを行う社内組織「電通Bチーム」を設立。2015年に教育事業として「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」を10人の社員と開始。以後、独自プログラムで100以上の授業や企業研修を実施。2020年「変な宿題」がグッドデザイン賞、肥前の藩校を復活させた「弘道館2」がキッズデザイン賞を受賞。