【前回コラム】「好かれないのに期待はされる。だから二世は生きづらい。(ゲスト:長嶋一茂)【後編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は12月6日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
SpotifyのCMって、ラジオCMなの?問題
澤本:はい皆さんこんばんは、 CM プランナーの澤本です。
権八:こんばんは、 CM プランナーの権八です。
中村:こんばんはお久しぶりです、WEB野郎こと中村ヒロキでございます。最近のお仕事や、気になるCMは。
権八:どうでしょう。
中村:広告問題などございますか?
澤本:僕、ヒロキくんが言っていたSpotifyのラジオCM問題。
権八:(笑)。
中村:はいはい、なんか偉そうですが最近、『新R25』で音楽サブスクリプションアプリのSpotifyを活用した広告アイデアのインタビューを受けまして。Spotifyの広告って、聴いてみたらけっこう面白くて。それで面白いだけじゃなくて、特性がラジオCMに似ているっていう話をしましてね。
澤本:はいはい。
中村:言うなればYouTube の動画を見る前に出てくるTrueView広告のような、あのスキップ広告みたいな形式の音版みたいなものなんですけど、Spotifyで音楽を聴いている時って、勉強しながらとか、ドライブしているとか、ただダラダラと流しているんですよね。だからあんまりスキップもしないし、曲と曲の間にちょっと入ってくるからまさにラジオCMみたいな感じなんですけど、デジタルの特性だからちゃんとターゲティングができるんですよ。
澤本:はい。
中村:だから朝、通勤中にSpotifyを聴いている26歳女性にターゲティングして広告を流すみたいなものなので、デジタルラジオCMみたいな感じに使ったら面白いんじゃないかなみたいな…。
澤本:いや、それ読んですごくそうだと思ったんだよね。Spotifyの中で流れるSpotifyのCMは面白いよね。
中村:うん。いつかそういう特集とか…。
権八:あれ!?Spotifyで流れる音の CM は、今ラジオ CM として認められていないんですか?
澤本:厳密にいうと、ラジオではないじゃない?でもACC(テレビ、ラジオCMの広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身に、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象とした日本最大級のアワードを主催する団体)でもラジオじゃないけど音声を使った広告を評価し始めているから、こういう類のものって、たぶん増えてくるんじゃないかな。
権八:うん。
澤本:その時にヒロキくんが書いていたことは、めっちゃ説得力があったんだけどさ。
中村:まあ、今日は先ほどACC というキーワードが出ましたが、そんなふさわしい方をお呼びしております。
権八:柄になく緊張しているのが面白い(笑)。
中村:僕、実は初対面なんですけど…はい!今夜のゲストは、クリエイティブディレクター、CMプランナーの、あ!CMプラナーの。
権八:プラナーだ、そうだ。
中村:井村光明さんです。よろしくお願いします!
井村:井村です、よろしくお願いいたします。