MMD研究所は4月16日~4月18日の期間、「ライブコマースに関する利用実態調査」を実施した。予備調査では18歳~59歳の男女5000人、本調査ではライブコマース視聴経験者または視聴検討者500人。
18歳~59歳の男女5000人を対象にした予備調査では、「ライブコマース」の認知・利用状況について聞いたところ、「全く知らない」が56.8%と最も多く、次に「言葉は聞いたことがあるが、利用方法や内容はよく知らない」が14.8%、「だいたいどんなものか分かるが、視聴したことはない」が12.9%となった。
また、ライブコマースを視聴し、商品を購入したことがある290人を対象に、ライブコマースで視聴した商品をどのように購入したか複数回答で聞いたところ、「配信画面からすぐにアクセスできるECサイトで購入」が48.6%と最も多く、次に「他サイトとも比較し、価格が安いECサイトで購入」が47.6%、「実店舗で購入」が41.0%となった。必ずしも配信画面から購入しておらず、購入前には他サイトと比較購入している割合も多い。特に男性はその傾向が強いことがわかった。
さらに、ライブコマース視聴経験者413人を対象に、ライブコマースを実施しているサービスでの視聴や購入についての問いでは、「視聴し、商品を購入したことがある」はYoutubeのライブ配信が25.7%と最も多く、次にInstagramのライブ配信が19.1%、LINE LIVEのライブ配信が14.3%となった。購入経験者、視聴経験者の割合ともに、YouTubeが最も高く、視聴興味・意向に関しては、Twitterが20.3%と高い結果になった。