Googleが「YouTubeの音楽体験を拡張する」をコンセプトに行う「I DISPLAY music.」プロジェクトの特設サイトが8月6日公開された。その一環で制作したミュージックビデオは、7月29日に公開済み。採用された音楽は、18歳の歌い手 Adoによる『夜のピエロ(TeddyLoid Remix)』だ。
Googleが提供するさまざまなデバイスによって、YouTubeの音楽視聴に新しい楽しみ⽅を提案する「I DISPLAY music.」プロジェクト。音だけでなく映像でも⾳楽を楽しむ今の時代に⽋かせない“ディスプレイ”の新たな可能性に着目し、「PLAY MUSIC」から「DISPLAY MUSIC」へと⾳楽体験を進化させていく。同プロジェクトに18歳にして、MVやストリーミング累計再生回数3億を突破するAdoが加わった。
ミュージックビデオの舞台は、ネオ渋谷。「夜のピエロ」のイラストを⼿がけたケイゴイノウエに加え、イラストレーターのメレ、KICO、リチャード君、たいやき、そしてAdoのイメージディレクターを務めるORIHARAといった6⼈のクリエイターが参画。書き下ろしのAdoart(Adoのファンアート)をふんだんに盛り込んでいる。
「これまでのMVでも楽曲の世界観を表したイラストとキャラクターが重要な要素として登場しています。アーティストが大切にしているカルチャーを尊重した上で、スケールアップした新しい作品を生み出していくことに注力しました」と猿人 ENJIN TOKYO クリエイティブディレクター 野村志郎氏。
そして、大画面からスマホまでさまざまな端末で楽しめる映像であることが本プロジェクトでは、重要になる。今回公開したミュージックビデオは大画面で楽しんでもらうことを目的に制作した。「未来感溢れる『夜のピエロ(TeddyLoid Remix)』という楽曲の世界観をこれまでにないスケールで伝えるため、「ネオ渋谷」を舞台に超高精細な映像世界を作り上げています。大画面で見たくなるというのがこの企画の重要なポイントになるので、楽曲をモチーフとしたAdoartで街のビルボードを埋め尽くしました。また、Adoさんの過去作品MVのイラストも使わせていただき、街のビルボードに登場させています」(野村氏)。
「I DISPLAY music.」プロジェクトでは9月上旬には、募集したAdoの楽曲『夜のピエロ』をイメージしたイラストを活用したファン参加型の360°MVの公開を予定している。こちらはスマホで再生すると360°全方向にAdoのファンアートが浮かぶ仕様となっている。
MOVIE スタッフリスト
- 企画制作
- 猿人 ENJIN TOKYO+ロボット+SIGNIF
- CD+企画
- 野村志郎
- Pr
- 柏木裕介、安藤悠介、星竜太
- Pr+PRプランナー
- 小泉楓
- PM
- 相藤晃司、吉原彩夏
- 演出
- 荒牧康治、塚川功祐
- アニメーションCRD
- 大嶋美穂
- アニメーション
- HUANG CHIEH、菅野千愛、吉岡優花、高橋さなえ、浅川真依、天尾舞澄、山口駿
- CG
- ALESSANDRO ASNAGHI、井谷円香、藤井直臣
- VFX
- 小野龍一、千木良凌
- テクニカルD
- 近藤日明、三瓶伶真
- グラフィックD
- 加藤千明
- モーショングラフィックD
- sankaku△
- I
- ケイゴイノウエ、ORIHARA、メレ、たいやき、KICO、リチャード君