産地直販eコマースのポケットマルシェ(岩手県花巻市)は10月6日、自治体向けに地産品のPR支援を始めたと発表した。料理教室を展開するABCクッキングスタジオとの共同事業。同月16日に第一弾として、和歌山県橋本市の特産品である柿のPRを行う。生産者が案内する産地ツアーや、ABCクッキングスタジオによる料理教室を開催する。
オンラインイベントの参加費は無料。Facebook、YouTube、Twitterの3つのプラットフォームで同時配信する。
ポケットマルシェは農家や漁師から直接、生鮮品などを買えるeコマースサービスを運営。10月時点で約5900人の農家、漁師が登録し、約1万4000品を出品している。利用者数は約38万人。
2019年ごろから自治体との取り組みを進めており、2020年は佐賀県や北海道石狩市で出品支援を行ったほか、ことし7月には大阪府柏原市と、同市の特産品「柏原ぶどう」のライブコマースを開催するなどしている。