【調査背景】
ネオマーケティングではSNSのビジネスアカウントの運用を担当している方に、その投稿内容や文体、フォロワーとのコミュニケーション等を調査し、SNSの運用において重要なことは何かを探りました。
【調査概要】
性別:男女
年齢:20歳~69歳
地域:全国
その他:SNS運用を担当している方
(toC〈一般消費者向け商材を扱う〉ビジネス:500名、toC以外のビジネスモデル:500名)
人数:1000人
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年10月7日~10月11日
結果は以下からダウンロードしてご覧ください。
利用しているSNS
どのSNSをビジネスで活用しているか、お聞きしました。グラフは「toC〈一般消費者向け商材を扱う〉」ビジネスを行っているSNS運用担当者と、「toC以外」のSNS運用担当者の回答結果です。
利用しているSNSに大きな差はみられず、ビジネス活用が活発なSNSが改めて確認できました。
SNS運用のKPI
運用中のSNSのKPIについて聞いたところ、「フォロワー数・友だち数の増加」が最も多く、「リーチ・インプレッション数の増加」「エンゲージメント数・率の増加」が続きます。また「KPIは特に設定していない」という方も一定数いることがわかりました。
KPIを達成している運用者の重視点とは
まず、SNS運用のKPIについては、6~7割程度の運用者が達成していると回答しています。
SNS運用のKPI達成の鍵は何でしょうか。まず大きく差があったのは、投稿頻度です。左は回答者全体の投稿頻度、右はKPIを達成している運用担当者の投稿頻度の回答を表しています。
KPIを達成している運用担当者の回答の中で最も多かったのは「1日に複数回」、次いで「1日に1回程度」と、少なくとも1日に1回は投稿するという方の割合は76.7%となりました。
次に、力をいれている取り組み内容をKPIの達成度合いで比較したところ、達成している運用担当者(上)とそうでない運用担当者(下)の回答結果のグラフの形に大きな違いがみられます。
KPIを達成している運用担当者の場合、様々な項目に力を入れて取り組んでいることが伺えますが、特に「フォロワーとのコミュニケーション」という項目が、他項目と比較して多くの回答を集めていることがわかりました。
フォロワーとのコミュニケーションについて
SNS運用のKPIを達成している程、フォロワーへ「定期的にコメント・返信をしている」「定期的にいいね・保存をしている」と回答した割合が高くなっていることが分かります。「KPI達成している運用担当者」はどちらのアクションも約60%、「KPI達成していない運用担当者」はどちらも約30%と、大きな差がありました。
まとめ
自社のSNSアカウント運用に取り組む企業が増えてきた中、実際に運用がうまくいっているSNS運用担当者は、フォロワーと積極的にコミュニケーションを取っていることがわかりました。そのほか、本調査では各SNSでの投稿内容、SNS投稿の文体、ハッシュタグ利用方法なども調査しています。ご興味ある方はデータをダウンロードしてご覧ください。
株式会社ネオマーケティング
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