電通は11月1日付けで、クリエイティブ部門を統括するチーフ・クリエーティブ・オフィサー(CCO)に佐々木康晴氏が就任することを発表した。
佐々木氏は、東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻を修了後、1995年電通入社。コピーライター、インタラクティブ・ディレクター、クリエーティブ・ディレクターなどを経て、2011年から2013年まで電通アメリカ(ニューヨーク)に出向。帰国後は第4CRプランニング局長などを歴任した。カンヌライオンズ、D&AD賞、クリオ賞をはじめとした国内外の主要な広告賞を多数受賞し、審査委員長経験や国際キーノート講演経験も多い。
今後、佐々木氏は従来のクリエイティブを広告宣伝領域にとどまらせることなく、さらにBX(Business Transformation)領域、CX(Customer Experience Transformation)領域、DX(Digital Transformation)領域へと拡張させ、各グループ会社とも協力をしながら顧客企業やパートナーのビジネスに幅広いクリエイティビティで貢献できるようけん引していく役割を担う。就任にあたり、佐々木氏は次のようにコメントしている。
「急速に変化しつつある社会において、今こそ、人々の心に深く作用する強いクリエイティビティが必要です。電通は、エンターテインメント、スポーツ、メディア、宇宙開発、データ&テクノロジー、ソーシャルデザイン、ビジネスデザイン、体験デザインなど多様な専門力の集合体です。そこに私たちが持つ世界品質の多彩なクリエイティブ能力をかけ合わせることで、人と社会と顧客の成長に寄与する新価値を創造したいと考えます。クリエイティビティを何よりも大切にし、ビジネスパートナーそして世界中の仲間と密に協業して、新しいチャレンジにも積極的に取り組んでまいります」
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