セブン&アイ・ホールディングス(HD)は4月19日、社外取締役候補社に、元ウーバー・テクノロジーズ幹部のエリザベス・ミン・マイヤーダーク氏を、新たに社外取締役の候補として追加すると発表した。外国籍取締役比率は33.3%(15人中5人)、女性取締役比率は20%(15人中3人)となる。5月26日の株主総会で承認予定。
マイヤーダーク氏は、2015年〜20年にかけ、配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズで、事業開発のグローバルトップとして、食事の宅配事業「UberEats」の立ち上げと拡大に携わった人物。20年末からは、低用量ピル(避妊薬)の月額購入サービスを手がけるヘイ・フェイバー(Hey Favor、旧称=ピルクラブ / The Pill Club)の最高経営責任者を務める。
マイヤーダーク氏の追加で、「マーケティング・ブランディング」の知見を持つとする取締役は15人中8人に、「DX・IT・セキュリティ」は15人中7人となった。