電通PR アジア・パシフィック・セイバー・アワードでCSR部門最高賞を受賞

株式会社電通パブリックリレーションズ(以下電通PR)は、PR業界のグローバルな情報プロバイダーであるホルムズ・グループが主催する「アジア・パシフィック・セイバー・アワード」においてCSR部門最高賞を受賞しました。

受賞したプロジェクトは、常磐興産株式会社の「Dancing from Disaster: Road to Recovery from Fukushima(災害から踊り出る:福島からの復興の道)」です。これは東日本大震災で営業休止を余儀なくされた福島県いわき市の温泉リゾート施設、スパリゾートハワイアンズが、自らが被災者であるにもかかわらず、地元経済を牽引する企業の責任として、被災した人々をはじめ、日本中に笑顔と元気を届けるため、フラガールの全国巡業を行ったというプロジェクトです。

「フラガール全国きずなキャラバン」と名付けられたこのプロジェクトは、日本国内を中心とした活動ではありましたが、その普遍的な価値が海外でも認められ、『ニューヨーク・タイムズ』などの海外の主要紙でも取り上げられました。

2009年に始まったアジア・パシフィック・セイバー・アワードは、アジア太平洋地域で最も権威のあるPR業界の賞で、2回目の開催となった今回は34のカテゴリーから580件ものエントリーがあり、日本からも14件のエントリーがありました。

「セイバー(SABRE)」とは「Superior Achievement in Branding and Reputation」の略で、ブランディングおよびレピュテーション(評判)の構築において優れた業績をおさめたPRキャンペーンが表彰されます。この賞は北米で1989年に「CIPRAアワード」(CIPRA:Creativity in Public Relations Award)としてスタートし、2000年にセイバーという名称に変更されました。2005年にはEMEAセイバー・アワード(EMEA:ヨーロッパ・中東・アフリカ)がスタートしましたが、北米では毎年1800件、EMEAでは25カ国から毎年1200件ものエントリーがある、PR業界で最も重要な賞のひとつになっています。

電通PRの近見竹彦社長は、「創立50周年という節目にこのような賞をいただき、大変光栄に思っています。これからも社会的に意義のあるよい仕事に、お得意様とともに取り組むことができれば幸いです」と述べています。

受賞したプロジェクトの概要

「Dancing from Disaster: Road to Recovery from Fukushima(災害から踊り出る:福島からの復興の道)」

クライアント名: 常磐興産株式会社 (スパリゾートハワイアンズ)
エントリー・カテゴリー名: CSR(企業の社会責任)
プロジェクト担当者:株式会社 電通パブリックリレーションズ
アカウント担当:第1ディレクション局 部長 櫻井暁美、高橋沙織
戦略立案担当:コミュニケーションデザイン局 プロジェクトマネージャー 田中延幸
メディア担当:神崎美穂
イベント担当:谷本直也

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