それぞれの専門領域を超え自由に企画
ADK Wonder Records(AWR)は2019年に設立。クリエイティブディレクターでもあり作詞・作曲家としても活動する市川喜康さんが代表を務める、ADKクリエイティブ・ワンの社内ブティックだ。通常の広告制作はもちろん、アニメの主題歌や新型のUI機器の操作音など幅広く手がける。「オフィス至近に収録スタジオがあり、すぐに試作ができる環境もある。CMなども音を入れたコンテで提案ができるので、完成形がイメージしやすいと喜んでいただけることも多いですね」(市川さん)。
市川さんはSMAPの『オレンジ』『Triangle』などヒット曲の作詞・作曲でも知られ、2014年にADKに入社した。「東日本大震災後の力強い広告に多数触れたことがきっかけです。音楽とほかのCR要素を複合的に組み合わせた新たなチャレンジに共感してくれた仲間も多く、外部のミュージシャンと連携した制作体制が整っています」。広告において音楽の要素は後工程になりがちだが、外部メンバーでサウンドプロデューサーの坂本秀一さんも「AWRでは企画段階から音楽制作も並走でき、表現に時間をかけられるんです」と話す。
AWRでは現在、CMプランナーやアートディレクター/デザイナーを募集している。音楽の領域に強みを持つブティックだが、作詞・作曲・演奏などのスキルは必要ない。条件はエージェンシーや制作プロダクションで3年以上の経験があること。案件数増加への対応と組織としてのさらなる成長を目指し、企画力やデザイン力を備えた若手の人材を求めている。
2021年にADK社内からAWRに加わったプランニングプロデューサーの竹内彩紗さんも、元々は制作会社出身だ。「プロデューサーながら企画やディレクションにも興味がありました。AWRは誰が企画を出してもいいし、皆で自由に表現を考えようという雰囲気があります」(竹内さん)。AWRの設立メンバーである、アートディレクターの岡本祥平さんも「好奇心旺盛で、音楽でも絵でも、とにかくクリエイティブが好きという人に来てほしいです」と語る。
直近の代表的なテレビCM制作事例としては、サプライズライブで驚きと感動を表現した楽天モバイル「サプライズがやってきた」篇、サウンドをベースにグラフィカルな応援団企画をつくり上げたDMMブックス「ダンゼンおトク」篇など。「専門領域をまたぎ皆で自由に企画をつくり上げるAWR。新メンバーがどんなアイデアを出してくれるか楽しみです」(市川さん)。
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