ネスレ日本は9月1日から、デジタル上でイラスト入りのメッセージカードを生成できる施策「キットカード」を開始した。イラストは50種あり、アニメーション監督の山田尚子氏、mame氏ら人気イラストレーター25名が参加している。いずれも「キットカットが前向きな一歩のきっかけになった」という実話のエピソードをSNS上で募り、その内容をイラスト化したものだ。
本企画は、2月21日から開始した、「キットカット」が新しい可能性を切り拓くきっかけになることを目指して開始した「きっかけは、キットカットで。」キャンペーンの一環。
【関連記事】
“きっかけは、キットカットで。”「キットカット」初のアニメCM、監督に山田尚子
今回、イラストに使用した実話のストーリーは、SNS上で学生部門、家族部門、仕事部門、未来部門の4つの部門で募集。2139本の応募があり、50人の内容を採用した。
企画とコピーを担当したWUNDERMAN THOMPSON TOKYO クリエイティブディレクターの三田哲矢氏は「追求したのは『リアルさ』。製品に触れる人が本当の意味でリアルに共感できるクリエイティブに仕上げました」とコメントしている。
あわせて今回寄せられたSNS上での投稿をもとに、何らかのきっかけを生んだ一言を「きっかけメッセージ」として集約。このメッセージを個包装のパッケージにデザインした4製品を9月1日に発売した。
また、新たな取り組みとして、2019年から紙パッケージとしている「キットカット」全ての大袋タイプ製品の外袋を専用ボックスで古紙として回収。その一部を再利用し、回収に協力した人に紙製の「キットカード」の送付を始める。第一弾として9月より兵庫県立御影高等学校(神戸市)に回収ボックスを設置し、今後順序拡大していく予定。
スタッフリスト
- 企画制作
- WUNDER MANTHOMPSON TOKYO+itoko production+日本アニメーション
- ECD
- 新沢崇幸
- CD+企画+C
- 三田哲矢
- 企画
- 角良太
- AD+D
- 板倉結希恵
- STPL
- 佐武達雄、平野麻美
- CPr
- 津本栄憲
- Pr
- 伊藤耕一郎
- 演出
- 山田尚子
- AE
- 小俣浩美、天池真太郎、桐生陽明