集英社『ジャンプ+』にて連載中の人気作品『SPY×FAMILY』(遠藤達哉原作)は、10月3日より東京・渋谷でファンへ日頃の感謝の想いを伝えるキャンペーンを開始した。10月4日に同作にとって初の2桁巻数となる10巻が発売となり、そのタイミングに合わせて企画されたもの。
東急田園都市線渋谷駅の地下コンコースで実施されているのが、「スパイギャラリー」と題したOOHだ。これまでに同作に登場した総勢100超のキャラが集合した、オリジナルのビジュアルを制作している。左側の「SPY」サイドはシリアスな非日常を描いたシーンを中心に、右側の「FAMILY」サイドはほっこりする日常のシーンを中心に、キャラクターをセレクト。見る方向によって様々な楽しみ方ができると同時に、ファンが「見つけた!」とシェアしたくなるビジュアルを目指したという。
「SPY×FAMILYの魅力のひとつは、多面的なキャラたちがお互いに絡み合って起こる群像劇。その楽しさをファンのみなさんと共有するために、主要キャラはもちろん、全ストーリーから集めた100以上のキャラたちを、密度いっぱいに敷き詰めました。どこを見ても“あ、見つけた!”と、盛り上がれる仕掛けに出会えるはずです」と、アートディレクター 一森加奈子氏。
そして、渋谷スクランブルスクエアの巨大なビジョンには、人気キャラクター、アーニャが「メガアーニャ」となって登場。「たくらみ」篇と「おおあわて」篇の2種類の映像が公開されている。どちらも窓に見立てた画面の向こうから街をのぞき込むアーニャの表情がくるくると変わり、映像のラストではアーニャ本人から漫画10巻の告知もある。
【SPY×FAMILY 10巻 本日発売‼】
表情豊かな「メガアーニャ」が渋谷に出現!大事なおしらせをするはずのアーニャはうっかり寝坊してしまい…#スパイファミリー#ほんとにほんとにあざざます pic.twitter.com/Dtm58fqnth
— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) October 4, 2022
「個性豊かで愛らしいアーニャの表情も、SPY×FAMILYの魅力。そこで渋谷の巨大ビジョンを窓のように見立て、アーニャが街ゆくみなさんに表情だけで語りかける映像に。アーニャと目が合ったような楽しさを体感することもできます」(コミュニケーションプランナー 廣畑功志氏)
広告でありつつ、10巻到達の感謝の想いをファンへ届け、ファンに楽しんでもらうためのギャラリーと映像は、すでにSNSで話題に。「メガアーニャを見に行く」という声が多数挙がっている。また、10月3日に始まったテレビアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京他)第2クールのキャンペーンが新宿駅周辺で実施されており、渋谷と新宿をはしごするファンも多くいるようだ。
「10巻発売という節目に、読者のみなさんが”SPY×FAMILYを好きでよかった!”と思えるよう、広告でありながら、まず感謝の想いを届けることをチーム一同目指しました。そんな想いを、ビジュアルやSNSにもそっと添えています」(廣畑氏)
『SPY×FAMILY』10巻発売記念の渋谷駅周辺のキャンペーンは、10月9日まで実施している。
スタッフリスト
共通
- 企画制作
- 電通
- CD+企画
- 藤田卓也
- 企画+C
- 廣畑功志
- AD+企画
- 一森加奈子
- AE
- 粟野卓、松原卓哉、田中美穂
【スパイギャラリー】
- 制作
- J.C.SPARK
- D
- 北中陽、桑島彩花、山本優衣、伊藤みずき
- Pr
- 今若琴音
【メガアーニャ】
- 制作
- TYO
- Pr
- 佐藤剛毅
- PM
- 藤永実李
- Dir
- 稲葉秀樹
- モーショングラフィック
- 小野哲司