サントリーグループは、「#素晴らしい過去になろう」プロジェクトの一環として稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんを起用し、10月11日に、テレビCM「ボトルは資源!(香取さん)」篇、「ボトルは資源!(稲垣さん)」篇、「ボトルは資源!」篇のオンエアを開始した。
本プロジェクトは、より良き未来の実現に向けたサントリーの取り組みを伝えるべく、2021年春にスタート。さまざまなメディアでコミュニケーションを展開してきた。今回は、サントリーが掲げる「2030年までに化石由来原料の新規使用ゼロの実現」へ向けて、「ペットボトルの回収」への理解と協力のお願いがテーマだ。
「実は、今やペットボトルの分別は日常化しています。けれど、ちゃんと回収されればまたペットボトルになって何度も何度も生まれ変わる『水平リサイクル』を理解している人は決して多くはありません。
今回の企画で注力したのは、“ペットボトルは資源であって、ゴミではない”と意識を変えていただくことでした。飲み切って、キャップを外して、ラベルをはがして、回収ボックスへ。それが、そのさきの良き未来につながる行動だと感じていただきたい。しかし、日常と“良き未来”を一気につなげるのは、なかなか難しい。この難問を解く鍵がキャスティングだと判断し、今回は稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん揃っての出演をお願いしました。強いタレント性と日常感の共存は、この3人ならでは魅力です」と、コピーライター太田恵美氏。
今回のCMシリーズでは、「ノンアルでワインの休日」の稲垣さん、「GREEN DA・KA・RA」ブランドの草彅さん、「サントリー天然水」ブランド、「金麦〈ザ・ラガー〉」の香取さん、というサントリーのCMキャラクターを務める3人の競演が実現した。
「また逢う日まで」の合唱が流れる中、正しい分別の仕方を自ら実践する稲垣さんと香取さん。そこにペットボトルの回収作業を行う清掃員役の草彅さんが登場して、その先を引き継ぐ。そんな3人によって、淡々と描かれる日常と未来への想いが共にある新しい広告が誕生した。
10月20日リサイクルの日には、日経新聞に新聞広告を出稿。東京都内やイベントでは、ポスターの掲出も開始した。新聞広告とポスターは、3人がペットボトルと見つめ合う写真で構成。柔らかくそして強い仕上がりになっている。キャッチコピーは、「ペットボトルはゴミじゃない。資源なんだ。」。
また、3人が「また逢う日まで」のメロディーを口ずさみ、使用済みペットボトルの正しい分別(飲みきる!・はずす!・はがす!)と手話を振り付けに取り入れた縦型ダンス動画「みんなで#素晴らしい過去になろう」も制作。10月20日リサイクルの日の10時より、サントリー公式YouTubeチャンネルにて公開中だ。
「おかげさまで反響は大きく、情報のリリースと同時にデジタルでは200を超える媒体に取り上げていただき、SNSでは“社会に訴えかけるメッセージを彼らに表現させると、本当に説得力があるよね”“今までになかったタイプのCMですね。前からラベルをはがしていたけど、次の作業をしてくれる人のことを思うようになりました”など優しいコメントが並んだのも特徴的でした。
これを機に、ペットボトル回収への理解が深まり、一人でも多くの方への行動を起こすきっかけになれば嬉しいです」(太田氏)
スタッフリスト
- 共通
- 企画制作
- 電通+(つづく)+MR_DESIGN+サン・アド
- CD
- 岡ゆかり
- CD+企画
- 東畑幸多
- AD+企画
- 佐野研二郎
- C+企画
- 太田恵美
- 企画
- 水本晋平
- AD+D
- 香取有美
- ST
- 細見佳代
- HM
- 石崎達也、荒川英亮、金田朋子
- AE
- 松山洪文、水上悟志、阿部耕一朗、来栖由惟
- 出演
- 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾
- CM
- Pr
- 松本隆、野口要平、小島和俊
- PM
- 片山安弘、吉野睎、秋山日南子
- 演出
- 牧鉄馬
- 撮影
- 内田将二
- 照明
- 米井章文
- DIT
- 加地淳真
- 美術
- 櫻田高史
- Crd
- 及川勇樹
- シズル
- 塙日沙世
- 音楽Pr
- 山田勝也
- カラリスト
- ブランドン・チャベス
- 編集
- 阿部直子(オフライン)、 清水六郎太(オンライン)
- MA
- 増富和音
- 振付
- BOW
- キャスティング
- 切明畑力
- グラフィック
- Pr
- 丸山博之
- 撮影
- 市橋織江
- 照明
- 崎本拓哉
- 美術
- 長谷川功
- レタッチ
- 村山輝代