ユーグレナは12月22日、100年後の「超長期経営空想」を基にした小説4作品を同社特設サイトにて公開した。物語を通して、ユーグレナの経営計画やビジョンなどを体感してもらうことが目的。
ユーグレナは創業15周年を迎えた2020年、フィロソフィーとして「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を制定。「人と地球を健康にする」という目標に向け、事業を通じて世界が抱える社会課題に取り組んできた。このほどの小説の発表もこのフィロソフィーの一環として、超長期経営ビジョンを小説という新たなスタイルで具現化できないかというアイデアから生まれたものだ。
今回、公開した4つの小説は「Sustainability First」を掲げてきたユーグレナが、真の「サステナビリティ」について考え、何世代も先の未来を予測(空想)し、伝えることが目的。 “サイエンスフィクション”ならぬ“サステナビリティフィクション”として「SF小説」を創作している。
各作品は、SF(サイエンスフィクション)小説に知見のある早川書房協力のもと、ユーグレナ代表取締役社長 出雲充氏をはじめとした経営陣4名と、作家4名がコラボレーション。今から100年後の会社と社会の「超長期経営空想」をテーマとしている。
ユーグレナの広報担当者は、「『経営も、小説も、始まりは空想から』というコンセプトワードは、100年後の未来においても、単なる夢や目標にとどまらず、実現可能な世界を提示していきたいという想いが込められている」とコメント。今後もユーグレナフィロソフィーである「Sustainability First」をより具体的な形で届けていくという。