東日本旅客鉄道(以下JR 東日本)、JR 東日本商事、JR 東日本スタートアップは1月17 日、JR東日本が運営するECサイト「JRE MALL」の越境EC化を行い、海外販売の検証をスタートすると発表した。コロナ禍で観光需要が落ち込んだ一方で、国内ECサイトへの海外からのアクセスは年々増加。JRE MALLと海外拠点を活用し、地産品の体験の場と購入する機会をつくることで、モノから地域への興味、旅行のきっかけに繋げ、コロナ後の新しい旅マエモデルの創出を目指す。
JRE MALLはエキナカ商品の事前注文やふるさと納税などを提供するECサイト。今回、Webインバウンド・越境EC 支援を行うジグザグと連携して、商品の一部を世界228 の国と地域に向けた海外販売に対応させる。越境EC化商品の第一弾として、群馬県みなかみ町と山形県米沢市の地産品を販売する。
また、台湾のJR東日本グループが運営するホテルやオフィスでのショールーミング展開も開始。各海外拠点で地産品を体験してもらい、購入希望者は添付の二次元コードを読み取るとその場でオンライン購入できる仕組みを構築するという。越境EC、ショールーミングなど海外販売の検証はいずれも3月末まで。