韓国コスメ「VT」 が北村匠海起用のプロモーション開始、他社製品と差別化へ

韓国の化粧品会社であるVT COSMETICSが展開するスキンケアブランド「VT」は 2月9日、ブランドの新キャンペーン「Village Town」を開始した。アンバサダーとして新たに北村匠海を起用し、Webサイト、交通広告やテレビCMを展開している。

 
今回、ブランド名をモチーフにした村「Village Town」を舞台にストーリーを公開。

ティザーサイトでは、YOASOBIの『夜に駆ける』のMVなどで知られるイラストレーター・藍にいな氏が描き下ろしたイラストで、新アンバサダーの公開をカウントダウンした。

ティザーでは、北村匠海が描かれたイラストを公開。本公開のサイトでは、実写のビジュアルが登場した。

さらに、サイトを公開した13日から、新宿・渋谷駅でピールオフ広告を掲出。イラストブックと、同ブランドのフェイスマスクサンプルを剥がすと北村さんのイラストが出現する仕掛けになっている。

渋谷駅のピールオフ広告掲出の様子。新宿駅にも約1000枚展開し、5時間ほどで配布が終了した。両エリアとも、広告前にはターゲットとなる20〜30代の女性が多く見られたという。

「VT」は韓国コスメでよく用いられる「CICA(シカ)」成分を配合したブランド。博報堂 Gravityのクリエイティブディレクター佐々木裕也氏によると、日本市場における同ブランドの認知獲得だけではなく、他社のCICA製品との差別化が本プロモーションの大きな課題だったという。

「他社のCICA製品も、緑色をベースとして虎がアイコンのパッケージです。今回は、緑色といえばVTと認知してもらうこと、そしてホワイトタイガーの新しい見せ方を表現することを目指しました」。

そこで生まれたキャンペーンが、Village Townの中のNorth Village Town、つまり“北村”に住む匠海さんがホワイトタイガーを相棒に東西南北の村を統一するストーリー。緑色の都市を中心に描くことで、ブランドならではの世界観を演出した。

「Village Town – 北村の匠海 -」(30秒)

「生活者を物語に引き込むため、ティザーから藍にいなさんによるイラストを展開しました。緑色をふんだんに使ったビジュアルやOOH、CMやサイトを展開し、VTを想起してもらうことを目指しています」(佐々木氏)。

スタッフリスト

企画制作
博報堂Gravity+東北新社+STAND FOUNDATION
CD+企画+C
佐々木裕也
AD+D
清水艦期
I
藍にいな
Pr
山岡元輝、太田耕三
PM
金村歩美、棚原直也、畠山さくら
デベロッパー
洲脇孝俊、趙宇森
演出
佐渡恵理
撮影
越後裕太(ムービー)、山﨑泰治(グラフィック)
照明
岡崎雄也
美術
石田裕一
CG
桑原大介(ホワイトタイガー)、尹剛志(背景)、塚本時彦(背景)、喜藤健介
編集
高柳あゆみ(オフライン)、前光則(オンライン)
カラリスト
亀井俊貴
音楽
山田勝也
SE
成田明人
MIX
奥村宏貴、山口三葉
レタッチ
尾堂萌実
ST
竹上奈美(北村)、小山田孝司(サブキャスト)
HM
佐鳥麻子(北村)、奥平正芳(サブキャスト)
CAS
鈴木美穂
AE
博報堂Gravity
NA
松村瑠璃、秋吉台自然公園サファリランド(しろの声)
出演
北村匠海、SEINA、河原優樹、鑓水せれな、美亜ルイーズ
掲出
東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナード、渋谷駅地下1階コンコース(2/13〜2/19、2/20〜2/26)

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター


 

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