日本クラフトフーズは、液体ミント入りリキッドガム「クロレッツアイス」のPRの一環で、特設サイト「イラッと研究所」をオープンした。
「イラッと研究所」は、同社と杏林大学医学部 精神神経科 古賀良彦教授が共同で立ち上げた組織。現代人が抱えるささいなイライラとその対処法を研究することを目的としており、ストレス学の権威である古賀氏が所長を務める。
この「イラッと研究所」と同社が共同で企画・運営するのが同サイト。サイトでは、ユーザーに「誰に」または「何に」、「いつ」「どこで」イラッとしたのかを投稿してもらう。イラッとした出来事をサイト上に吐き出すことで、気持ちをクールダウンしてもらうことがねらいだ。
他のユーザーの投稿は自由に閲覧できるほか、「イラッと基礎講座」「気になるイラッと」など、イライラの原因や解消法を紹介するコンテンツも用意している。イライラする状況を、一歩引いて客観的に捉えることで、冷静になるという効果もありそうだ。
投稿された情報は、「イラッと研究所」によって分析され、古賀氏の解説を交えて11月下旬にレポートとして発表される予定。
同社の調査によると、若いオフィスワーカーはリフレッシュ時に“冷涼感”を求める人が多い。その調査結果をもとにリニューアルしたのが「クロレッツアイス」だ。20~30代のオフィスワーカーをターゲットに「イラッとしたら、クールダウンしよう」というメッセージをテレビCMなど広告展開とあわせて訴求している。