楽天グループは5月12日、2023年度通期及び第1四半期決算を発表した。2023年度第1四半期は、「インターネットサービス」「フィンテック」「モバイル」の全セグメントで増収。当期連結売上収益は第1四半期として過去最高の4,756億円(前年同期比9.3%増)を計上した。
広告事業における当第1四半期の売上収益は、483億円(前年同期比15.8%増)で2桁成長※1。2023年度には売上収益2,000億円を目指すとしている。
また、インターネットサービスセグメントにおける当第1四半期の売上収益は2,711億円(前年同期比8.7%増)。同セグメントのうち、国内EC※2の当第1四半期の流通総額は、1.4兆円(前年同期比12.2%増)超の2桁成長となった。
一方、国内ECにおける当第1四半期の売上収益は2,050億円(前年同期比12.1%増)と2桁増収。なかでも「楽天市場」はコロナ拡大以前の2020年度第1四半期比で購入者数が29.1%増、購入単価が16.6%増となった。また、「楽天トラベル」も感染対策の一部緩和を受けて成長した。
米国を中心にEC事業を展開するRakuten Rewardsは、売上収益が186百万ドル(前年同期比1.4%増)、流通総額が26億ドル(前年同期比5.5%増)となった。