北陸コピーライターズクラブは4月15日、北陸の優れた広告・コピーを選び贈賞する第35回「HCC賞」の受賞作品を発表した。グランプリには、広島⻘年僧侶春秋会のブランデッドムービー「救われるのは誰だ。」を手がけた⼤久保浩秀氏(REACH)が選ばれた。
今年は栗田雅俊氏が特別審査員を務めた。応募件数112点・応募総点数550点の中から、HCC賞グランプリ1点、HCC賞9点、栗田氏が選ぶ特別賞1点が選出されたほか、審査会に合わせ、栗田氏のトークイベントも実施。受賞作品・ノミネート作品やこのトークイベントの内容は、今秋発刊予定のHCC年鑑に掲載を予定している。
この賞は富山・石川・福井に在住、または制作時に在住していたクリエイターの応募が可能となっており、北陸3県に本社を置く企業の制作物に携わったクリエイターも応募できる。
応募は新聞広告、雑誌広告、 ポスター・パンフレット・チラシなどのグラフィック作品、テレビ CM、ラジオ CM、WEB 動画などの動画音声作品、ホームページなどのデジタルコンテンツの他、新たに設けた「新しい仕事部門」の作品も募集。
「新しい仕事部門」は、昨今のコピーライターの仕事領域の広がりに合わせ、広く活躍するコピーライターの仕事にも光を当てるための部門。「グラフィック/動画/音声」に該当しないコピーの仕事を対象とした。
受賞作品は以下の通り。
グランプリ・特別賞
⼤久保浩秀(REACH)
「救われるのは誰だ。」/広島⻘年僧侶春秋会(WEB動画)
HCC賞
松岡佐和⼦(砂の⽻広告事務所)・岡本達哉(⼤広)
「I’m Your Home. 富⼭県」/I’m Your Home. 富⼭県(WEB動画・フラッグ(両⾯)・ホームページ)
松井涼(⽇本エージェンシー)・嶋⽥侑佳(⽇本エージェンシー)
「それが、わたしの鉄学。」/北陸スチール(テレビCM)
橋本祥平(読売広告社)・市川晴華(読売広告社)
「しろえび紀⾏がとまらない」/⽇の出屋製菓産業(テレビCM)
⼟⽤下 史宏(⽇本ビジネスアート)
「認知度0なのに なぜか⼊社したくなる会社説明会」/鳳⼯業(WEB動画)
⽯井陽⼀(アイアンオー)
「3年も待たせてゴメン!えっ!?今さら壁ドン!?」/
全⽇本チンドンコンクール実⾏委員会(ポスター)
松井涼(⽇本エージェンシー)
「闘病にたとえるなら、予防は不戦勝です。」/⽯川県予防医学協会(ポスター)
⻁尾弘之(真空ラボ)
「結婚式場と葬式場を、おなじ⽬線で選んでる⼈がいる。」/オームラ(ポスター)
⿊⽥和彦(k2productions)
「サーモン題です。」/まちづくり福井株式会社(ポスター)
宮保真(ワザナカ)
「この国の猪は、⼆度殺される。」/STY(ステイ)(ポスター)