世界デザイン会議(10月)関連の企画展 パナソニックなど協賛8社が展示

日本デザイン振興会は6月16日から、六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで企画展「Design Beyond あたらしい世界のためのデザイン」を開催する。

10月27日から3日間、日本で開催される「WDO世界デザイン会議 東京2023」のプレイベントとして、デザイン会議で議論が予定されている4つのテーマを掘り下げる。

会期は7月30日まで。会議に協賛する国内企業 8 社のデザイン部門と、会議の国際カンファレンスに登壇する9人のほか、台湾デザイン研究院、デジタル庁、内閣府が各テーマに関連する事例を紹介する。

世界デザイン会議の開催は日本では34年ぶり。国連の特別諮問機関である「World Design Organization」が開催するもので、これまで1973 年に京都、1989 年に名古屋で開催実績がある。

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議論が予定されているテーマは「Humanity」「Planet」「Technology」「Policy」。このプレイベントではこれらのテーマをもとに展示が構成される。

協賛企業は東芝、パナソニック、日立製作所、マツダ、三菱電機、ヤマハ、ヤマハ発動機、リクルートが名乗りを上げている。

また、カンファレンスの登壇者としては以下の9名が予定されている(敬称略)。

・池田美奈子(九州大学芸術工学研究院 准教授)
・齋藤精一(パノラマティクス主宰 クリエイティブディレクター)
・スザンヌ・ムーニー(多摩美術大学准教授 アーティスト)
・太刀川英輔(NOSIGNER 代表 日本インダストリアルデザイン協会 理事長 デザイナー)
・田中一雄(WDO 世界デザイン会議 東京 2023 実行委員長 株式会社 GK デザイン機構 代表取締役社長・CEO)
・田中みゆき(キュレーター/プロデューサー)
・ドミニク・チェン(早稲田大学 文学学術院 教授)
・中村勇吾(ウェブデザイナー/インターフェースデザイナー/映像ディレクター)
・水野大二郎(京都工芸繊維大学教授、慶應義塾大学大学院 特別招聘教授)

このほか、台湾デザイン研究院、デジタル庁、内閣府による展示も予定されており、デザインの果たす役割や可能性を多角的な視点からひもとく機会とする。


 

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