大阪広告協会は5月26日、第75回定時社員総会を大阪市内で開き、関西地域の広告界に貢献した企業や個人を顕彰する第66回「大阪広告協会賞」「大阪広告協会賞 特別賞」と第56回「やってみなはれ佐治敬三賞」の贈賞を行った。
大阪広告協会賞を受賞した日本ハムは、社会状況が変化する中、商品開発で食の社会課題に向き合い、広告コミュニケーションを通じて消費者の注目を集め、「事業価値」と「社会価値」の向上を追求した点が評価された。
特別賞を受賞したACジャパンは、公共マナーの啓発活動を起点に、多様性の求められる時代や世相に向き合ったテーマに取り組んでいる点や、近年連続して大阪発の企画が多い点が評価された。
クリエイター対象の「やってみなはれ佐治敬三賞」を受賞したのはタイガータイガークリエイティブのCMプランナー・細田佳宏氏。関西電気保安協会のWeb動画「ある日突然関西人になってしまった男の物語」や西松屋のテレビCM「ママとパパの奮闘」などが評価された。
細田氏は壇上スピーチで、「35歳で広告界に飛び込み、今こうして素晴らしい賞を受賞できたことを大変嬉しく思う。どのくらい嬉しいかというと、受賞して、すぐに会社のホームページの自分のプロフィールに佐治敬三賞と追加しました」と喜びを表した。
また、サプライズとして、関西電気保安協会のWeb動画『相方が関西電気保安協会になってしまった男』に出演したお笑い芸人ダブルヒガシからのビデオメッセージが披露され、会場を盛り上げた。