大和ハウス工業は5月29日から、賃貸住宅ブランド「D-ROOM」の新たなテレビCMシリーズ「僕の名前を呼んで」篇の放映を開始した。
「D-ROOM」ブランドでは2016年以降、上野樹里と中村倫也が夫婦役を演じるテレビCMを放映してきたが、新シリーズとして刷新した。
本シリーズでは「D-ROOM」というブランドの存在を擬人化し、眞栄田郷敦が「D-ROOM」役に。一人暮らしを始める女性とその家族のやりとりを通じて、ブランドの強みを描き出している。
第一話では、とある豪邸が映し出され、家族の夕食のシーンからはじまる。娘(南沙良)が父(坂東彌十郎)に「実家を出たい」と申し入れるが、父は交際相手を吟味するかのごとく「次の日曜に(D-ROOMに)会わせてもらおうか」と答える。後日、父と娘は「D-ROOM」ブランドの物件を訪れ、眞栄田さん演じる「D-ROOM」との会話が繰り広げられる。
第二話では「タワマンとか、僕よりもっといい家があったんじゃないのかな」と弱気になる「D-ROOM」に対し、娘が「玄関のセキュリティの高さ」「収納の使いやすさ」「暮らしやすい動線」など「D-ROOM」を選ぶメリットを熱弁し「自信を持って!」と激励するストーリーとなっている。
新シリーズを手がけたTUGBOATの多田琢氏によると、賃貸住宅はあらゆる条件の中から選ぶ難しさがあるからこそ「賃貸住宅をブランドで選びませんか?」という提案をすることを本CMの目的とした。
そのために「D-ROOM」自身が良さを語るのではなく、あえて他者に語らせる形式をとった。
「眞栄田郷敦さんに『私の名前はD-ROOMだ』と言い切ってもらっているのも、その強烈な目力も、ブランドが提供するクオリティへの自信です。しかし今は『自信があります』と自分で言うと嫌われる時代です。そこで『自信をもちなさい』という(娘役の)南沙良さんからの愛のある叱咤激励というかたちで表現しました」(多田氏)。
スタッフリスト
- 企画制作
- TUGBOAT+博報堂+東北新社
- CD+企画
- 多田琢
- AD
- 川口清勝
- D
- 今井徹
- Pr
- 野中直、青木卓郎
- 制作
- 村上優斗、伊藤綾笑
- 演出
- 高田雅博
- 助監督
- 竹田正明
- 撮影
- 國井重人
- 照明
- 鳥羽宏文
- 美術
- 栗林由紀子
- 編集
- 阿久津リエ子(オフライン)、水野正毅(オンライン)
- カラリスト
- 高橋直孝
- 音楽
- 緑川徹
- MIX
- 太斉唯夫
- ST
- 伊賀大介
- HM
- 小西神士(南)、永井絵美子(坂東)、山崎聡(眞栄田、サブキャスト)
- ロケCRD
- 高橋亭
- CAS
- ヤマウチトモカズ、アベジュン
- AE
- 和田亮太、立和田聡、藤田博千、山本一馬
- 出演
- 眞栄田郷敦、南沙良、坂東彌十郎