岡山市を軸に路線バス運営などを行う両備ホールディングスでは、グループ内の交通運輸に携わる事業会社が一丸となり「宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト」と題する乗務員に特化した採用プロジェクトを6月27日から開始した。
今回設けられた採用枠は全部で200枠。プロジェクト開始に伴い同グループでは、採用説明会800回以上開催予定、個別相談受付、採用イベントの実施などの 2023年に行う取り組みの全容を公開したほか、テレビCMや動画を活用したプロモーションも開始した。
テレビCMやWeb動画には、同社の名物キャラクターとなっている博士と助手が登場。
Web動画「動画で宇宙一本気なインフォメーション」では、テレビショッピングのようなコミカルな流れで、同グループの教育制度や福利厚生、採用人数200人というアピールポイントを訴求している。
本プロジェクトは、交通運輸業界が恒常的に抱えている乗務担当社員の高齢化という課題や、2024年に適用される労働時間等の基準改正などを受けて、交通と物流を守るためには乗務担当社員の確保が急務との考えから実施されている。