NECとCARTA COMMUNICATIONSは、テレビCMやネット広告が法制度や業界の自主基準に沿っているかを確認する、広告考査業務支援に乗り出す。7月から、AI(人工知能)技術を活用した実証実験を始める。
広告を出稿する企業名など、広告主体者の表示、「業界ナンバーワン」などの最大級表現といった文章の審査、ロゴやキャラクターの識別など画像の審査、広告とその他のコンテンツを区別するための枠線審査が可能かを実験する。
ネット広告の素材数が増加し、考査にかかる負担が高まる一方、広告会社やメディア企業では、考査のための人手が不足しているといった課題がある。