7月8日から、東京・渋谷ヒカリエホールにて、「平間至展 写真のうた –PHOTO SONGS-」が始まる。
平間至氏は1963年、宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手がける。2015年1月、東京・三宿に平間写真館TOKYOをオープンした。これまでに数多くのアーティストを撮影しており、その「音楽が聴こえてくるような躍動感のあるポートレート」は、それまでにない新しいスタイルを打ち出したと評価されている。
本展のテーマは、「写真と音楽」。原点・仕事・バックステージ・場踊り・平間写真館TOKYOという5つの内容で構成されている。2020年に写真家生活30周年を迎えた平間氏の初期作品から、「NOMUSIC, NO LIFE.」やCDジャケットのために撮影された膨大なアーティストのポートレート群まで200点を超える作品を一堂に展示する。
また、ライフワークとして撮り続けているダンサー・田中泯の〈場踊り〉シリーズや、「家族の記憶を紡ぐ場」として写真が大きな役割を果たすことを再認識できる平間写真館TOKYOで撮影された作品をはじめ、2022年に京都と六本木で開催され、大きな反響を得た展覧会に新作を追加・再構成。平間氏のこれまでのキャリアの集大成とも言える展示になっている。
会場では、本展の作品からセレクトした25点を収録した、LPレコード型の写真集などグッズの販売も予定している。
平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-
会期: 7月8日(土)~8月23日(水) 休館日なし
会場:ヒカリエホール ホールB
開場時間:11時~20時(最終入場は19時30分まで)
料金(税込):一般¥1,300/大学・高校生¥600/中学・小学生¥400