信濃毎日新聞社は創刊150周年を記念して、7月5日から「長所県長野県~素晴らしき日々のそばに~」プロジェクトを開始した。
本プロジェクトのテーマは“長野県には、長所しかない。”。
そこで、「“長”野県」と「“長”所」に共通する「長い」という言葉から連想し、横の比率を縮めて縦長に変形させた「長体文字」を使用した「長体新聞」広告を7月5日の信濃毎日新聞本紙にて掲載した。
「長体新聞」は、新聞紙面を回転させ、視点を下げていくと「長所県長野県」という文字がはっきりと見えるようになるデザイン。「視点を変えれば、長所が見えてくる」というメッセージが込められている。
また、創刊150周年にちなみ、信濃毎日新聞のTwitterアカウントでは長野県の長所150選を10月まで継続的に発信企画も実施する。
投稿の内容は、「みんなで食卓を囲む時間が日本一長い。つまり日本一家族が仲良し。」 「交通量が多くないところでも、横断歩道で一時停止する善良な県民率 No.1。」など。150個の投稿が完了したタイミングで、全投稿をまとめて紹介する特別Webサイトの公開も予定している。
プロジェクトのアートディレクターを務めた電通の浅木翔氏は、長体文字を使ったデザインについて、「150周年のお祝いであり、長野県の素敵な所を見つける企画なので、紅白幕をイメージした」とコメント。
また、「角度をつけてスマホで撮ると文字が浮かぶ」点と「紙面の向こう側に長野県の長所をスマートフォンなどで撮影してもらう」点という企画の工夫により、新聞とデジタルを掛け合わせた楽しめる体験に繋げたと話す。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+電通クリエーティブフォース+マテリアル+CPU direct+電通クリエーティブキューブ
- CD
- 岡本昌大、前田星平
- 企画
- 島田雄輔、澤村亮汰、宮嶋心、藤田瑞稀
- C
- 中辻裕己、佐野光
- AD
- 浅木翔
- D
- 高木寿桃
- CPr
- 鹿山日奈子、葛生知菜実
- Pr
- 押田竜馬、村山元木、稲田翔
- 撮影
- 池澤健太郎
ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター