日本ピザハットが展開するピザハットは7月21日から、人気音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の歌唱担当・詩羽(うたは)、カズレーザー、ムックが出演するテレビCM「どの90年代が好き?」篇の放映を開始した。
ピザハットは、2023年で日本上陸50周年を迎える。これを記念し、6月19日に「ピザハット日本上陸50周年記念 復刻!90’s(ナインティーズ)」と称し、期間限定で復刻ピザの販売を開始した。今回復刻ピザの販売にあたり、テレビCMを公開。個性的なファッションで知られる詩羽が90年代ギャルになりきった姿と、それぞれのピザになぞらえて、忠実に再現した90年代ファッションが見どころだ。
今回のCMについて、日本ピザハットのマーケティング部長 小田寛氏は次のように話す。
「若年層のトレンドである平成レトロブームと、ピザハットの90年代商品との掛け合わせを上手く表現したいと思いました。詩羽さんを起用することで、ママ世代と若年層の橋渡しをしていただく狙いです。90年代ファッションを表現するべく、細かい部分までこだわりました。4つのピザ、それぞれの個性が表現できたと思います」。
CM内では、ファッションに加え、「パじゃない!」「バビる!」など、90年代を彷彿とさせるセリフも登場している。
CM楽曲は、ケンモチヒデフミ制作、詩羽歌唱の、水曜日のカンパネラ・オリジナルCMソング。90年代に日本でも流行したウエストコースト・ヒップホップをモチーフとした“復刻”ミュージックとなっている。
本企画を手がけたENJIN TOKYOのクリエイティブディレクター 東将光氏はCMのこだわりについて次のように説明する。
「復刻ピザを4つの復刻ファッションで伝える企画。こだわったのはその再現度です。商品が発売された90年代後半の、ファッション、メイク、言葉、音楽、美術、アナログ写真、落書き。それらの表現を、当時の雑誌記事をかき集めながら、チームみんなで何度も議論して作りこみました。実はターゲットは、当時を知らない若者。多様性とも言える、あの時代の雑多なカルチャーの魅力が、彼らにも響くと信じて表現に詰め込んでいます」。
スタッフリスト
- 企画制作
- ENJIN TOKYO+東北新社
- CD+企画+C
- 東将光
- 企画+C
- 畑本佳緒、戸谷早織
- 企画
- 譲原里奈、野上可鈴
- AD
- 稲葉大明
- D
- 山外菫
- Pr
- 大出雅夫、太田耕三
- PM
- 水原絵理
- 演出
- 泉田尚美
- 撮影
- 小針亮馬
- 照明
- 西ヶ谷弘樹
- 美術
- 荻原麻子
- 編集
- 遠藤文仁、冨田早希子
- モーショングラフィック
- 奥田祥生
- 音楽
- ケンモチ ヒデフミ
- MA+MIX
- 石坂亮
- ST
- Remi Takenouchi
- HM
- 石綿美沙稀、MIZUHA
- クッキング
- 永作真穂
- CAS
- 福田俊介
- AE
- 渡辺真希、高畑吉宏、尾﨑光紗
- NA
- カズレーザー(メイプル超合金)、ムック
- 出演
- 詩羽(水曜日のカンパネラ)