100人超のCPが活躍するプロ集団
クリエーティブプロデューサーは制作会社のプロデューサー、プロダクションマネージャーとは異なり、エージェンシー側で広告制作の川上から関わることが多い。電通クリエーティブフォースでは電通が担う案件のクリエーティブ領域に特化し、クリエーターやBP(※1)、外部の協力会社とも連携し仕事を進めていく。クライアントの課題解決のためにゼロから生み出すアイデアについて、進行・予算の両面から実現への確度を高める提案や交渉が主な仕事だ。マス広告のほかデジタル、PR関連のプロデュースを担う場面も最近では増えてきた。
「どんな形で仕事に関わるかは力量次第。制作チームの編成や企画に意見を出すこともあれば、BPに近い交渉スキルが求められる場面もあります。垣根を越えて関わる、困ったときの“相談役”のような存在です」と話すのは、2013年にCM制作会社などを経てキャリア入社した柿沼秀宣さんだ。
同社のCPは100名を超える。約7割がキャリア入社で、広告業界経験者が多数活躍する。2016年入社の?井俊太郎さんも制作会社のフォトプロデューサーなどを経て、CP職に転じた。「ゼロから1を生み出す瞬間を見てみたい、アイデアが実現に向かうプロセスに関わりたいというのが入社の理由です。何より私自身、クリエーターへのリスペクトがあるので、そのサポートに関われることがやりがいです」(?井さん)。
今回の採用では即戦力かつ、多様な専門性を持つプロデュース業務経験者を求めている。たとえば過去の職歴から、?井さんはビジュアル制作、柿沼さんはコマ撮りアニメなどの経験や繋がりが活きることも多い。「制作会社よりは体力的に厳しくないかも、というイメージを持たれがちですが、実際はまた別の大変さと楽しさがあります。クライアントやクリエーターとの距離が近くやりがいがある一方、精神的なプレッシャーが伴う場面が多い。だからこそ専門性や経験値を持つ人が加わって、より強いチームをつくれたらと思います」(柿沼さん)。
新卒採用も実施しており、2018年入社の梶原綾乃さん、鹿山日奈子さんは業界を志望する中でCPという職種を知った。「当初はコピーライターやプランナーを目指していましたが、ゼロからアイデアを生み出すよりも実現を後押しする側の方が向いているかも、と気付いて。OB・OGの話を聞き“場を仕切るのが得意だからCP向きでは”と言われたことも決め手になりました」と鹿山さん。梶原さんも「喋るのが得意だから、コミュニケーション力を発揮する場面が多いCPに合うのでは」と助言を受けたことが、今の仕事に繋がっている。「新卒の場合、右も左もわからない状態で先輩の背中を見て現場で仕事を覚えていきます。だからこそ業界の先輩方の豊富な知見や経験から学んで、吸収しながら成長していける環境だと感じています」(梶原さん)。
経験を積むと社内外から「あのCPと一緒に仕事がしたい」と会社や上司に話が入ることも増える。クリエーティブの面々が変わっても、CPだけは同じクライアントの案件を継続することも。「活躍するCPに共通するのは“人の良さ”。最終的にはコミュニケーション力がものをいう仕事。無理難題やきつい場面でも、笑顔でいられる人が向いていると思います」(柿沼さん)。
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