亀田製菓が販売する『ぽたぽた焼き』のパッケージが8月上旬、リニューアルする。
1986年の発売当初からパッケージに佇み、商品の象徴として親しまれてきた「おばあちゃん」。「おばあちゃん」のデザイン変更は38年目にして初めてとなる。
同社は「これまでも時代に合わせて味やパッケージを改良・変更してきましたが、発売当時のお子様が子どもを持つ親世代となり、三世代に渡って認知される商品となった今でも、おいしさはもちろん『ぽたぽた焼』の世界観がもたらすノスタルジーや温もりを維持してきました。今回は、新しい時代の家族にも進化し続ける『ぽたぽた焼』を楽しんでいただきたいと考え、パッケージをリニューアルすることにいたしました」と話す。
今回のパッケージリニューアルは、「絵本の読み聞かせ」に着想を得て企画がスタートした。そこで、子どもならではのユーモアのある視点から描かれる作品により、親子から高い共感を集める人気絵本作家のヨシタケシンスケさんに作画を依頼。これまで静かに子どもたちを見守りながらおせんべいをぽたぽた焼く「おばあちゃん」の姿から、顔を上げて「ぽたぽたしちゃう?」と優しく語りかけながらチャーミングに微笑む表情で、思わず会話したくなるような親しみやすい「おばあちゃん」へ新たに描き起こされた。さらに「おばあちゃん」を囲むように『ぽたぽた焼』を食べる親子や少女、「おばあちゃん」に興味津々な親子の姿も。『ぽたぽた焼』を囲む現代の家族像を表現したという。
また今回のパッケージリニューアルに合わせ、「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアル。ヨシタケシンスケさん作画の「おばあちゃん」が昔ながらの知恵や現代のライフハック、なぞなぞクイズを紹介する。