ソリマチやフィンテックベンチャー会計バンクなどを運営するソリマチグループは、「ソリマチグループ新CM・インボイス事業発表会」を8月7日にソリマチのオフィスで開催した。発表会では新テレビCMをお披露目したほか、ソリマチグループ各社の反町秀樹代表取締役社長や各社役員などがインボイス事業のビジネス展開や今後のビジョンを紹介した。またソリマチグープイメージキャラクターで、「フレ!フレ!インボイス部」の部長に就任した松岡修造も登場し、“部長”の初仕事として部室の看板の披露や独自のインボイスステッカーの贈呈式を行った。
発表会冒頭では、反町代表取締役 社長がインボイス事業のビジネス展開や今後のビジョンを発表。インボイス事業の展望について「『会計でみんなを幸せにしたい』と思い続けて69 年。これから1000万人程度になると見込まれているインボイス初心者(インボイス制度の理解や対応に悩むと推定される個人事業主やフリーランスの推定数)の力になりたいです」と意気込みを語った。
また、8月8日から全国で放映する新テレビCM全5篇を紹介した。インボイス制度開始まで残り2か月を切るなかで、「インボイス初心者の、力になりたい!」をキーメッセージにイメージキャラクターの松岡修造を起用。雷鳴が轟き、強風が吹き荒れ請求書が飛び交う一本道を、松岡修造が「ソリマチグループは制度に対応した請求書の発行を、毎月10枚まで無料にします」などインボイス初心者に寄り添ったメッセージを伝えながら一歩一歩着実に進んでいく様子を描いている。
「フレ!フレ!インボイス部」の部長に就任した松岡氏も登場。反町社長からの依頼で制作したという「フレ!フレ!インボイス部」の部室の看板を披露した。看板には「最高のチーム」との応援メッセージも添えられており、松岡は「(2006年に)イメージキャラクターに起用してもらって、最初に書いたのが『最高のチーム』という言葉。それが今も進化し続け、(ソリマチグループが)より大きくなっている」とメッセージを書いた背景を語った。
続いて行われた松岡と反町社長によるトークセッションでは、ソリマチグループが提供するサービス「インボイス王」や「スマホインボイスFinFin」への思いを反町社長が語った。同サービスでは、毎月10枚まで無料で使用できる点について「正直ビジネスとしては厳しいのですが、インボイスへのお困りごとに関するデータを蓄積してフリーランスの社会基盤をつくることができれば、今後フリーランスが増えたときにも希望を持てる社会になるのではないかと。長い目線で応援をしていただきたいです」とコメント。
松岡は「『10 枚まで請求書作成がずっと無料』というセリフをCMでも何度も口にするため、私自身も深い理解が必要だと感じ、CM 撮影の際も社長にその背景を質問しました。インボイス初心者の方の請求書作成は多くても月2~3枚の場合が多い中で、10 枚まで無料にすることで『本気で初心者を応援するということ』なんだと。ソリマチさんの今まで人がやったことないことに挑戦するというファーストペンギンという考え方が僕自身も大好きで賛同しています」と共感を寄せた。
最後に、反町社長がインボイス初心者を応援するためのインボイスステッカーを披露した。松岡の顔がデザインされているインボイスステッカーは今後、適格請求書発行事業者の方に配布される予定。松岡は「フレ!フレ!インボイス部」の“部長”として、インボイスステッカーを、実際にステッカーを配る「フレ!フレ!インボイス」の“部員”(ソリマチグループの従業員)に託した。
松岡“部長”が「ステッカーを持っている人、場所を増やすために何が大事だと思いますか?」と質問するシーンもあり“部員”は「まずはFinFin、インボイス王をたくさんの人に使っていただいて、インボイス登録者を増やしていきたいです。そして大切にしたいのはインボイス初心者の方に寄り添うこと。フリーランスの方を思う気持ちを一番大切にしていきたいです」と思いを語った。
「フレ!フレ!インボイス部」は、ソリマチグループがインボイス初心者を応援する取り組み。インボイスに関する300個のQ&Aを用意する「インボイス制度お悩み解決サイト」を開設したほか、インボイスの悩みを相談できるイベントやオンラインセミナー「インボイス初心者応援セミナー」などを開催していく。