セキグチ 「モンチッチ」がCEOの会社設立で、日本の昭和レトロ文化を支援

セキグチは6月13日、2024年のモンチッチ誕生50周年に向けて、昭和レトロ文化を支援する新会社「株式会社モンチッチ」を設立したことを発表。セキグチは、昭和レトロを代表するキャラクター「モンチッチ」をはじめとするぬいぐるみや雑貨などを販売している。

※本記事は8月1日発売の月刊『販促会議』2023年9月号の転載記事です。

モンチッチは1974年に登場し、これまでに世界30カ国以上、累計7000万体(2021年時点)を販売するなど、国内外で長きにわたり愛されてきた。そこで、来年50周年を迎えるにあたり、モンチッチが持つレトロで温かい価値を社会貢献に生かしたいと、会社を設立。モンチッチ自らCEOに就任した。

実データ グラフィック 株式会社モンチッチ
会社設立の記者発表会は、モンチッチが初プレゼンを行い、多くの話題を呼んだ。

株式会社モンチッチは、日本各地にあるレトロな場所、街、取り組みなどを元気に活性化するプロジェクト「レトロで元気ッチ!プロジェクト」を始動。

第1弾として6月9日から、都内で最も老舗企業が多く、日本の古き良き伝統が残る浅草で、街全体を巻き込んだスタンプラリーや店内ジャックなどを実施した。浅草でのスタンプラリーやディスプレイは非常に好評で、もともとは同月29日までだった実施期間を1カ月延長し、7月31日までとした。

写真 商品 ユニクロ浅草店のスタッフユニフォーム法破を着たモンチッチ

ユニクロ浅草店では、ユニクロ浅草店のスタッフユニフォームの法被を着たモンチッチも発売した。

 

第2弾は山形で、8月に開催される「山形花笠まつり」の広報大使にモンチッチが就任するなど、様々なコラボを実施して地域を盛り上げる。こうしたプロジェクトを通して、モンチッチのレトロな価値への体験接点をつくり、新たなファン層の獲得や、ファンの楽しみ増幅にもつなげたい狙いだ。

写真「山形花笠まつり」の広報大使を務めるモンチッチ。
第2弾の山形で、「山形花笠まつり」の広報大使を務めるモンチッチ。
実データ グラフィック レトロで元気ッチ!プロジェクト

今後も、日本中のレトロな場所や街、取り組みなどについて、希望団体を募集し、支援していく。

 

その他、本連載では編集部で選んだ事例を掲載しています。8月1日発売の月刊『販促会議』2023年9月号にてぜひご覧ください。

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