自ら体験した情報の「自分ごと化」発信にこだわる-トラウデン直美氏(月刊『宣伝会議』「私の広告観」出張所)

月刊『宣伝会議』では、社会に大きな影響を与える有識者が、いまの広告やメディア、コミュニケーションについて、どのように捉えているのかをインタビューする企画「私の広告観」を連載中。ここでは「私の広告観 出張所」として、インタビューの一部や誌面では掲載しきれなかった話をお届けします。今回登場するのは、キャスターでモデルのトラウデン直美さんです。

写真 人物 個人 トラウデン直美氏

トラウデン直美氏

モデル・キャスター。「2013ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリを受賞。13歳で小学館『CanCam』の史上最年少専属モデルとしてデビュー。慶應義塾大学卒の知性派モデルとして報道や情報番組でコメンテーターとしても活躍中。環境問題やSDGsについても積極的に発信を続け、環境省サステナビリティ広報大使も務める。

Q1.学生のころから環境問題について関心を持たれていたそうですね。

ドイツやオーストリアに研修で足を運び、海洋プラスチック問題や気候変動、CO2排出問題などを学びました。特に自分が関わっているファッション産業ではCO2排出量など、世界的に見ても環境への影響が大きいことがわかりました。それで自分にも課題解決のために何かできることはないだろうかと思い、専属モデルを務める『CanCam』や出演するテレビ番組で環境問題やSDGsについて発言するようになりました。


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