TBSホールディングスは10月2日、新たに作成したブランドメッセージ「ときめくときを。」を発表した。
TBSグループは2015年にテレビ放送60年を迎えた際、周年記念番組の放送やキャンペーンなどを実施。このような施策に取り組む中で、「TBS」というコーポレートブランドを打ち出す必要性を再認識したという。
そこで2020年に、「企業理念」「ブランドプロミス」「新ブランドロゴ」を策定。さらに、2022年にサウンドロゴをつくり、「音のブランディング(ソニックブランディング)」も実施してきた。今回のブランドメッセージの作成もこれらのブランド戦略の一環であり、TBSグループが提供する価値を分かりやすく発信することを目的としている。
ブランドメッセージの作成に携わった、ブランドコミュニケーション戦略部の内山真理子氏は、ブランドメッセージは、2020年からの宿題のひとつであったと話す。
「ブランド戦略をさらに強化していくためには、“タグライン”のようなメッセージが必要だと考えました。作成にあたっては、コピーライターの方に、理念やプロミスに私たちが込めた思いをもとに、具体案をいくつか作成していただきました。その後、グループ全社員アンケートをとり、実際に働く社員の意見を聞いた上で、『ときめくときを。』が、私たちが最も打ち出したい、新しいTBSグループの姿勢・提供価値を表現していると判断し、決定しました」(内山氏)。
ブランドメッセージ「ときめくときを。」は、TBSホールディングスの企業サイトや地上波の番組ラインナップ紹介CM(以下、連動スポット)で発信するほか、新番組やコンテンツのブランディング施策等でも活用していく。
現在放送中の連動スポットは、TBS系列で10月から放送するアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』バージョンと、10月期に放送を開始する3つのドラマコラボバージョンが放送中。
また、テレビアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』が実施している、交通広告などによる大規模広告ジャックにおいても、「ときめくときを。」を発信している(掲出期間:10月2日〜10月8日)。