名古屋広告業協会は10月15日、会員社のクリエイターから出題テーマに基づき制作した広告作品を募る「eight awards」の受賞者を発表した。応募作品117点の中からADKクリエイティブ・ワン 船引悠平氏の「つくった人の顔」がグランプリに選出された。
船引氏は昨年度に引き続き二度目のグランプリとなる。グランプリ作品は10月15日から21日にかけて中日・朝日・毎日・読売・日経・中部経済新聞に順次掲載となる。11月には名古屋鉄道の中づり広告を展開するほか、名古屋の小・中学校や区役所、関連施設など500カ所にポスターが配布される。
本アワードは、名古屋広告業協会が毎年10月15日の新聞週間を皮切りに実施している「広告価値向上キャンペーン」の一環。昨年度から広告賞形式のクリエイティブコンペを立ち上げ、広告活動の啓発に取り組んでいる。
第2回の課題は昨年度と同様に「SDGs広告」で、SDGsの17のゴールからひとつを選んで広告を制作するというもの。グランプリ作品は「ゴール8/働きがいも経済成長も」をテーマに制作された。また、今年度から審査会を公開して実施している。
これらの取り組みにより、名古屋のさらなる発展や繁栄、名古屋で活動するクリエイターの育成や支援をする狙いがある。本アワード名の由来は、名古屋の市章に刻まれた、末広がりを意味する「八」。
受賞者は以下の通り(敬称略)。2024年6月に表彰式を開催予定。
- グランプリ
- ・船引悠平(ADKクリエイティブ・ワン)
- 準グランプリ
- ・和田佳菜子(電通)
- 金賞
- ・玉越日奈子(電通名鉄コミュニケーションズ)
- 銀賞(2作品)
- ・船引悠平(ADKクリエイティブ・ワン)
- ・浦野紘彰、竹之内研、タルボット才門(博報堂)
- 銅賞(3作品)
- ・中河琴音(新東通信)
- ・鈴木義野(電通名鉄コミュニケーションズ)
- ・玉越日奈子(電通名鉄コミュニケーションズ)