デジタル上における企業の顔とも言われるコーポレートサイト。企業のパーパスや社会課題に対する姿勢などを生活者が重視するようになった現在、事業にまつわる思いや将来性が、一貫性を持って伝わってくるコーポレートサイトが求められています。加えて、ユーザーにとって欲しい情報がすぐに見つかるような設計や、運用体制も考えていく必要があります。
サイトを刷新するにあたり、どのように準備していく必要があるのでしょうか。
広報会議12月号(11月1日発売予定) では、「コーポレートサイトのフルリニューアル」の前に知っておきたい、サイトの役割とトレンドや、リニューアル時の段取り、つまずきがちなポイントを掲載。また、企業の具体的なサイトリニューアルの裏側にも迫りました。
本記事では、広報会議12月号 の巻頭特集の一部をご紹介します。
トレンドは「1ページで完結する構成」
パーパスやビジョンなど、企業の考えの提示がより重要視されている昨今、コーポレートサイトに求められる役割にも変化が生まれています。
複数の企業でウェブ戦略やコーポレートサイトの制作に携わり、「Webグランプリ」の特別審査委員も務める西田健氏が、サイトデザインの潮流や、担当者が抱きがちな疑問に答えてくれました。
- Q現在のコーポレートサイトの役割とは?
- Qサイトリニューアルをする際、企業が陥りがちなミスとは?
- Qコーポレートサイトのデザインの潮流は?
- Qコーポレートサイトの価値とは?
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コーポレートサイトのリニューアル 実施のきっかけ、課題は?~広報部門調査
サイトを刷新するにあたり、何が課題となっているのか、広報担当者にアンケートを実施し、現場のリアルの声を集めました。
アンケートでは「リニューアルをすることになった理由」「リニューアルの課題」の2点を聞いています。
サイトリニューアルを検討する段階で参照し、ハードルとなりうる項目への事前対策に役立てて下さい。
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BtoB企業のサイト刷新 自社の存在意義を伝えるための仕掛けとは
サステナビリティへの関心が年々高まる中、一般生活者から認知を得にくいBtoB企業にとって、自社の存在意義を示すことが課題となっています。
こうした中、近年コーポレートサイトには、その「社会的な存在意義を示す」ツールのひとつとしての役割が求められています。
本記事では、貴金属事業を主軸に展開するアサカ理研のサイト刷新事例を紹介します。
ブランドステートメントを軸に、事業の社会的背景を伝え、企業の活性化を図るために、どのような制作体制のもと、どんなポイントに意識してサイト制作を推進したのか。その裏側を聞きました。
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編集部が今回、特集を制作していて感じたのは、「サイトのフルリニューアルは準備で決まる」ということ。しかし、いざリニューアル段階になると、取り組まなければいけない業務が多く、しっかりと準備する時間を確保できないことが多いでしょう。
サイトのリニューアルを少しでも視野に入れているのであれば、常日頃からの情報収集により、コーポレートサイトの潮流、ステークホルダーに求められる情報などをキャッチアップしておくことが欠かせないのです。
そこで広報会議12月号 では、サイトリニューアルに今すぐ着手したい担当者だけでなく、今後リニューアルを考えている人も目を通しておきたい内容を多数掲載しています。企業価値の向上につながるサイトを実現するために、ぜひ本特集を役立てて下さい。
広報会議2023年12月号(11月1日発売)
- 特集
- コーポレートサイト
- フルリニューアルを実現
- GUIDE
- 企業ブランドを体現し、情報発信のハブとなる
- コーポレートサイトの役割とトレンド
- キヤノンマーケティングジャパン 西田 健
- CASE1
- 30周年を機にコーポレートサイトを刷新
- 多彩な事業を行う「今のアスクル」を表現
- CASE2
- ダイヤ工業のサイトリニューアル
- 「従業員の顔が伝わる」内容に
- CASE3
- あえて2段階に分けてサイトをリリース
- 料理人採用に向けた大東企業の取り組み
- COLUMN
- 今「リニューアルの依頼」で増えていること
- GUIDE
- 初めてサイトリニューアルに携わる
- 担当者が知っておきたい基礎知識&段取り術
- COLUMN
- サイトリニューアルつまずきポイント攻略法
- CASE4
- サイトで自社の存在意義をアピール
- ストーリーで事業を伝える、アサカ理研
- CASE5
- 市の独自性と分かりやすさ両立を
- 流山市の新ホームページ
- CASE6
- 日本福祉大、周年を機にサイト導線を整理
- 「UXリサーチ」がリニューアル推進の旗印に
ほか連載多数