気象予報士にFP、挑戦の先に自分の道が見つかるはず(武藤十夢)【後編】

【前回コラム】ゴミ屋敷がテーマの映画でピラフに苦しめられる(武藤十夢)【前編】

今週のゲストは、先週に引き続き、女優・タレントの武藤十夢さん。気象予報士、ファイナンシャル・プランナー、防災士と3つの資格を持つ彼女が学びに目覚めたワケとは?

今回の登場人物紹介


写真 人物 (左から)権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、中村祐美子、武藤十夢、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)
(左から)権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、中村祐美子、武藤十夢、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)。

※本記事は2023年7月16日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

小さい頃のタレント経験が忘れられずAKB48へ

権八:元々AKB48に入ったきっかけをお伺いしてもよろしいですか。

武藤:あ、いいんですか。私の話をしても。

権八:もちろんです。

武藤:私はそうですね、入ったのはAKB48のシングルが『Everyday、カチューシャ』(2011年5月25日リリース)くらいのときに入ったんですけど。

本当にAKBが学校とかでもすごく流行ってて、ダンスも好きだったので、歌って踊れるAKB48劇場っていうお客さんが見てくれる場所があって、楽しくやれるんだったらいいなって思って、応募して入りました。

権八:じゃあご自分で応募して。

武藤:はい。

権八:何歳くらいだったんですか。

武藤:高校2年生でデビューです。

権八:それはもう受かる自信もあって(笑)。

武藤:いや〜……自信とかはないですけど、やりたいなって気持ちだけで本当。

権八:どうなるかわかんないもんね本当。

武藤:なんかトントン進んでびっくりしたのは覚えてます。

権八:妹さんはその後から?

武藤:そうですそうです。

権八:幼い時からそういうものに憧れあったんですか。

武藤:小さい頃にタレントを少しやっていたんです。1歳になる前から小学校低学年くらいまで。やめてからも、楽しかったからいつかまたそういうお仕事はしてみたいな、芸能のお仕事をしたいなって思っていて。そんな時にAKB48とご縁があって、入ることになりました。

権八:じゃあ親御さんはもう全面的に。

武藤:そうですね、応援してくれました。

澤本:成城ですよ。

武藤:成城学園高校でした。

権八:お嬢ですよね。

武藤:お嬢って思うじゃないですか。そんなことないですよ。

権八:そうですか?

武藤:高校生まで父親と弟と川の字で寝てましたから、私。だんだん兄弟たちも大きくなってきてお引越しとかしたので、今はちゃんと兄弟全員に一人部屋があるんですけど。

自分だけの強みをつくるためにはじめた勉強

権八:大学も成城大学で。しかも成城の大学院まで行ってるんですよね。

武藤:そうですね。はい。

澤本:勉強好きなんですね。

武藤:いや、そんなはずはなかったんですよ。中学や高校なんて赤点もすごい取ってたり、特別頭がいいわけではなかったんですけど。気象予報士を取るきっかけっていうのが、やっぱりAKB48っていろんな人いるじゃないですか。歌上手い人、ダンス上手い人、演技上手い人、トーク上手い人。私何もないなって思ったときに、勉強系で活躍してる人いなかったから、「じゃあ気象予報士頑張ってみようかな」、「誰も持っていない自分だけの武器欲しいな」って思って頑張り始めて。それが勉強系を頑張ることになった第一歩かもしれないです。

澤本:でも頑張ってもね、なかなか到達しない人もいるじゃないですか。

武藤:だから5年かかったんですよ。

澤本:いやいやいや。でも気象予報士さんは結構かかりますよ皆さん。

武藤:かかりましたね。だからそれをきっかけに、「自分でも頑張ったらできるんだ」「できないと思ったことでもできるんだ」って自信になりました。それで気象予報士とって大学院修了して仕事頑張ろうってなったときにコロナ禍が始まってお仕事がなくなっちゃったこともあって、この間に勉強の習慣があるうちに何かやっとこうって思って。投資の雑誌の連載とかもやらせていただいてたので、それでFPの資格取ってみようかなって勉強しました。

澤本:もうこの先食べるのに困りませんね。

武藤:ほんとですか。

澤本:だって、FP持ってるもんね。相談したいもん。

武藤:相談したいですか?実務をもうちょっと積んでから、ぜひ相談に来ていただけたらと思うんですけど(笑)。でもそうですね、FPの勉強もっとしてみたいなとかお金の勉強してみたいなというのは今でも思いますし、今となっては勉強好きになってるかもしれない。

しっかり者かと思いきや、意外と抜けてる武藤さん

澤本:生島ヒロシさんの事務所にいらっしゃるってことは喋るお仕事もしたかったんですか。

武藤:喋るお仕事したかったですね、アナウンサーの試験も受けてました。落ちたんですけど。全落ち(笑)。

権八:そうなんだ。

武藤:全落ちでした。でもやっぱり当時は、まだ気象予報士も取る前だったので自分に自信もないですし、喋りがすごい得意っていう自負もなかったので、そりゃ受かんないよなみたいな感じだったと思います。

澤本:でも喋りめちゃめちゃうまいですよ。すごい響いてくる。

武藤:うれしい。ありがとうございます。

澤本:でもどうしてそんなに滑舌よく喋れるんですか。練習したんですか?

武藤:練習しました。

澤本:スクール通って?

武藤:アナウンススクールに通いました。それはアナウンサーの就活をするために通ってたんですけど、気象予報士の原稿読みとかやるようになったので、アナウンサーは落ちちゃったけど、やっててよかったなと思いますね。でも本当に滑舌悪い方だったので、いいって言われると信じられないなって思います。

澤本:いやむしろよすぎて怖いです。なんか怒られてる感じ。

武藤:あはははは!

権八:全然怒られてる感じはしないけど(笑)。ちなみに防災士はなんで取ろうと思ったんですか。

武藤:防災士は、気象予報士の先輩が「防災士はセットで取ってる人多いからおすすめだよ」って教えてくれて。異常気象も多いじゃないですか。災害があったときに防災士持ってると話せることも説得力も違ってくるから取っておいた方がいいって言われて取りました。

澤本:そうなんだ。

武藤:はい。よかったらお二人も取ってみてください(笑)。

澤本:すごいね、興味の幅が広いんだね。

武藤:そうかも。好奇心は結構あるかもしれないですね。

権八:なんかめちゃくちゃしっかり屋さんですよね。

武藤:でもパーソナルな部分は結構抜けてるかもしれないです。忘れ物めっちゃ多いんですよ。

権八:たとえば?

武藤:たとえば家を出て駅に着いたときに、交通系ICカード忘れたとか携帯ないとか、よくそれで何往復もしてます。

権八:あ、ほんと?そういう感じには見えないよね。

武藤:だからなるべく感じさせないようにっていうふうに思って。

全員:あはははは。

とりあえずなんでもやります!

権八:今も歌って踊ってをまたやりたいなってなります?

武藤:いやあ〜〜〜。

権八:なんないか。

武藤:一旦やりきったかなって感じはありますね。でも歌って踊ってっていうのは楽しいと思いますし、嫌いになったわけではないので、機会があってみんなで集まったりすることがあればもう喜んでやりますって感じですかね。

権八:武藤さん休みの日は何やってるんですか。

武藤:私ですか?

権八:勉強してるの?もうしてない?

武藤:最近は一旦落ち着いてて、でももうちょっとしたら勉強始めようかなとは思ってます。

澤本:今度は何を狙ってるんですか。

武藤:まだまだなので言えないです(笑)。ただ、自分が10代後半から20代前半すごく悩んだんですよ、自分の進路とか。自分がこれから何したらいいのか、何ができるのかについてすごい悩んだので、同じような人を助けられる人になりたいなって最近すごく思ってて。

澤本:人を助ける?

権八:カウンセラーとか?

武藤:うーん、何て言ったらいいのかわかんないですけど。そういう勉強はもう少ししたらしてみようかなと思ってます。

澤本:でも今喋るお仕事の事務所じゃないですか。

武藤:そうですね。

澤本:基本、メインとしては喋っていく仕事を続けようと考えてらっしゃるんですか。

武藤:まだAKB48を辞めたばっかりなので、まずはいろんなことに挑戦してみたいなって感じですかね。やっていくうちに自分の行先も決まっていくものだと思うので、AKBの時もそうだったんですよね。だからとりあえず今は何でもやりますっていうスタンスでいます。多分事務所やマネージャーさんが「これはやんなくていいんじゃない?」とか、「これはやった方がいいよ」って多分決めてくれると思うので、それに従って当面は頑張っていこうと思っています。でも、お化けの仕事だけはごめんなさい。NGです。

澤本:お化けの仕事(笑)。

権八:怖いのが嫌いなの?ホラーとかそういうのも。

武藤:心霊云々よりもびっくりさせられるのが苦手で。あの怖がらせにきてるお化け屋敷が駄目なんですけど、絶叫はいけますし、辛いものも激辛はそんなに食べたことないけど、食べろと言われたら食べれる気もしなくはないんで、とりあえず何でもやります。

澤本:何でもやるそうです。

権八:でもね、お芝居のお話も来ると思いますよ。

武藤:本当ですか。

権八:来てない?どんどん来るんじゃないですかね。

武藤:私ちょっとわかんないです。マネージャーさんの方に何か来てたらうれしいですね。

ここで新しいゲストが登場!

澤本:演技うまいと思います。僕らが『断捨離パラダイス』って映画で武藤さん見ると、やっぱりAKB48の、とかよくテレビ出てる、っていうイメージがどうしても先に来がちですけど。もう普通に役者さんとしていい役者さんだなって。篠田諒さんもすごい上手いじゃないですか。篠田さんとの絡みとかもやっぱり普通に役者同士の絡みになってる。

権八:いやだから演技経験そんなにないっていうか、舞台はあっても映像作品ないって本当に信じられないよね。すごかったですよ。

武藤:ありがとうございます。

権八:ということで改めまして、この『断捨離パラダイス』ぜひ皆さん見てください。あ、広告賞にも応募されてましたよね、このポスター。

澤本:ポスターあったね。これ誰が応募したんだろう。コピー書いたのかな。

権八:誰かがね、これとは違うコピーだったけど。「ゴミ映画」ってコピーを俺審査した覚えがある。

権八:そして本日、松竹芸能所属でこの映画にも出演されてる中村祐美子さんにも来ていただいています。お母さんの役で出ていらっしゃって。なおかつこの映画のプロデューサーでもあるんですよね。

中村:はい、このタイミングで失礼します。はじめまして、中村祐美子です。

権八:実は中村さんは澤本さんともともと面識があるというね。

澤本:はじめまして〜。

中村:ははは。はじめましてではないじゃないですか。

権八:ね。

中村:澤本さんとはもう15年くらい……。

澤本:もう15年も前ですかね。

中村:そのくらい経ちますね。私が学生の頃に、コピーの書き方とかを教えていただいてました。

澤本:僕成長してないですけどね。

権八:いやいやいや。それだから先生だったわけでしょ、澤本さんが。

澤本:インターンのときだよね。

中村:そうです。大学3年生ですね。

権八:それで広告のお仕事とかもやりつつ、今回は女優として。

中村:はい、そうですね。

澤本:あと広告のこともそうだけど、何かの世界一だったよね。

武藤:世界一なんですか。

澤本:何だっけ。適当すぎるね(笑)。

中村:モデルの世界大会がありまして。もうそれ13年前とかの話なんで恥ずかしいんですけど、それでグランプリをいただいたことがありますね。

武藤:すごーーい!素敵。

澤本:そういう中村さんが、今回の映画ではプロデューサーで。ご自分で企画のときからやってたんでしょこれって。

中村:そうです。映画を作ってみたいのと、映画のプロモーションの仕事ををやってみたいって気持ちがあって。

澤本:あ、そっちもあったんだ。

中村:はい。自分で映画作ったら好きにプロモーションできるなというのが1個あり、今回映画を作らせていただいたんですけど、コピーを書く能力がなかったんですね。なので、今回のこの「人生はゴミだらけ」っていう素敵なコピーと、「ゴミ映画」という素敵なのかふざけてるのかわからないこのコピーは、福岡にいらっしゃる広告クリエイターの方にそう書いてもらいました。

権八:そうなんだ。

澤本:自分じゃないんですよ。

中村:そうなんです。もう自分のコピーを書く能力は信用してないです。

全員:あははは。

権八:でも僕「ゴミ映画」に一票入れましたよ。

中村:ありがとうございます。うれしい。福岡広告協会賞をいただきました。

権八:あ、そうなんですね!よかったよかった。

中村:はい。ありがとうございます。違う形で夢が叶いました。

澤本:素晴らしい。

権八:つまり映画の企画をして、それからご出演もされて、しかも宣伝活動もされて、すごいですねっていうことなんですね。中村さんは。

武藤:今超忙しいですよね。

中村:やっとちょっと落ち着きましたかね。公開までの6月中がすごい忙しかったですね。

澤本:なんかほら、元々こんなに映画の反響が大きくなるって思ってなかったじゃないですか、おそらく。

中村:そうですね。本当に小さな自主制作映画なので、ただ全力で作ろうという気持ちでやってたんですけど、「こうなったらいいな」が、わりと全部叶っていきましたね。

平均15テイク。試行錯誤した撮影の日々

権八:監督はどんな方なんですか。

中村:今回の『断捨離パラダイス』の監督は萱野孝幸さんという方です。脚本もご自身で書かれていて、、今回長編が劇場公開3作目なんですけど、全部の作品でご自身が脚本を書かれてるんですね。で、また全部ジャンルが違うんですよ。前回はホラーで、今回はこういうコメディで、その前はハッカーものを書いてらっしゃったりして、もう本当に多才な方なんですけど、役者の芝居に対してもすごく大切に思ってらっしゃる方なので、役者からいい芝居が出るまでリテイクを続けるっていう。

澤本:それは大変。

中村:十夢ちゃん大変だったよね。

武藤:平均15テイクくらい。

権八:え!!

澤本:すごい。

武藤:もっと撮るときは40ぐらい多分いってた。

中村:もう途中から数えてなかった。

澤本:そんなにテイク撮ってるとどうなるの、自分の精神状態って。

武藤:もうどんどん追い詰められていきますね私は。でも、私だけじゃないんですよ。泉谷(しげる)さんとかも、もう何回も撮ってましたよね。

中村:そうですね。もう納得する芝居が出るまで。でも役者としてはすごいうれしくて。やっぱり自分でも良い芝居ができたなって思ったときにOKがかかるので。私は萱野さんの作品に出させていただくときは、自分の納得いく芝居ができるまでやらせてもらえるのですごいうれしいんですけど、まあできないときはつらい……(笑)。

澤本:じゃあ武藤さんも「これ私納得できた!」っていうのがOKもらえたりとかしたんですか。

武藤:どうなんでしょう。もうやることに精一杯だったので、自分で納得とかはわかんないですね。え、どうなんだろう。

権八:なんでさっきのがNGで今のがOKなのかみたいのはわかった?わからなかった?

武藤:でもやるたびに「もっとこういうふうに」とか、「ここどういうふうに考えてる?」とかは毎回監督と話していたので、なるべく期待通りというかお互いに納得のいくものを出せるように努めてはいました。

澤本:これ何日で撮ったんですか。

中村:大体1カ月ぐらいの撮影期間でしたね。

澤本:ほとんど博多で撮ってるんですか?

中村:そうですね。福岡市内と、1カ所銭湯のシーンだけ北九州の銭湯をお借りして撮影しましたね。

澤本:とはいえ全部九州なんだ。

中村:そうなんですよ。ただ言っておくと、福岡に別にゴミ屋敷が多いわけではない。

全員:ははは!

権八:福岡で撮ったのは何か理由があるんですか。

中村:監督のご出身が大分で、今福岡在住で映画制作をされていて今回武藤さんをはじめとするメインキャスト以外はスタッフもキャストも9割が福岡の方なんですよ。

権八:へ〜。

中村:だから手前味噌ですけれども、東京じゃなくてもいい作品って作れるんだなって実感しました。

澤本:それはいい話だ。

権八:泉谷さんの息子役の方とかもそうですよね、たしか。

中村:そうです。福岡で活躍されてる役者さんで。

権八:あの方、よく福岡から応募のCMで見る印象がありますね。見たことあるなと思って映画見てました。

澤本:福岡発のCM。江口カンさんがやってるのとか?

権八:そんな感じ。僕が最近見たのは、中山きんに君が出てる、彼女と親に挨拶しに行くと、みんなどんどんきんに君になっていくみたいなCMあったじゃないですか。あれのお父さんが、泉谷さんの息子役をされてた方だったと思います。

中村:もうベテランの方ですね。

権八:ね!そうそうそう。

中村:息子感強くないですか結構。

澤本:強いですねなんか。いやでも監督お若いんですね。

中村:そうですね。90年生まれ。

権八:じゃあ32とか33。

中村:33のお年ですね。

権八: それでこんな深い人間ドラマを……。なんか喜劇っていうけど、喜劇色がそんなに強くないと思ったんですけど。

中村:監督がこだわられてたのは、予告編でも出てるんですが清掃会社「断捨離パラダイス」の社長が穴に落ちるシーン。ちょこちょこ挟んでね。

権八:そうですよね。ちょこちょこ面白いとこはいっぱいあるし。あとブラックなユーモアがね。『ねこふんじゃった』をなぜかずっと弾いてるところとか。

中村:あんまり実はピアノ教室で『ねこふんじゃった』はやらないらしいんですけど、面白いよねっていうところで。

権八:なんで『ねこふんじゃった』かって後でつながってくるじゃないですか。これはネタバレですか。

中村:どうだろう。まあまあまあ。

権八:ぜひもう本当に見た方がいいと思いました。

澤本:たしかに。面白い。

中村:ありがとうございます。

締めでも情報量の多い武藤さん

権八:これ、いろんな映画祭に出品されてるんですか。カンヌとか。

中村:そうなんです。

権八:そうなんですね。

中村:見てください。これ「カンヌ・フィルム・アワード」って書いてあって。皆さんがご存知のカンヌとはちょっと違うかもしれないです。

権八:あ、そうなんですか?

武藤:この間のやつではない。

中村:是枝(裕和)さんとかとはまだ並べていないです。開催地域は一緒です。

権八:そうなんだ。でもいろんな映画祭に招待されてる感じがすごく出てます。

中村:そうですねアメリカにヨーロッパに。ありがたいことに7冠いただいていて。

権八:え!

澤本:すごいじゃないですか。

権八:こういう人って海外にもいるのかしら。こういうゴミ屋敷みたいな。

中村:結構各国にいらっしゃるらしくてですね、アメリカだとスラムハウスって呼ばれてたりとか。

澤本:じゃあタイトルは英語で何て言うの。

中村:『Hoarder on the Border』ホルダー・オン・ザ・ボーダー』っていうタイトルで、『断捨離パラダイス』よりは何か社会派っぽいタイトルになっていますね。境界線に立たされた持っている者たちっていうような言い方を。

権八:かっこいいじゃないですか。

中村:邦題はね、断捨離パラダイスなんですけど(笑)。

権八:そうそう。なんかねこの『断捨離パラダイス』の印象とちょっとイメージが違うんですけど。『断捨離パラダイス』っていうのは出てくる断捨離業者の会社名ですもんね。

澤本:じゃあ武藤さんもいろんな海外の方から見られてるわけじゃないですか。

武藤:ね〜。そうなんですかね。まだ私はあんまり実感が湧いてないですけど。

権八:映画祭にみんなで行ったりはしてないってことですね。

中村:そうですね、まだ行けてないですね。

権八:でも国内でもこれ話題になるんじゃないでしょうか。

中村:ぜひなってほしいと思ってます。お2人のお力を借りて。

澤本:私ですか(笑)

権八:大したことはできないですけれども。

中村:もうぜひとも、お願いします!

権八:というあたりであれですかね。徐々に武藤さんのあの。

武藤:全然。全然いいです、そんなのは。映画の話で終わるのは。

全員:あはは。

中村:じゃあそろそろハケましょうか。

権八:そうですかね、じゃあ。ありがとうございました。

中村:ありがとうございました。

権八:ありがとうございました。では改めまして武藤さん、今後のご予定など何か告知すべきことはございますか。

武藤:今絶賛公開中の『断捨離パラダイス』、ぜひ皆さん、もう多分見に来てくださってる方がたくさん聞いてくれてると思うんですけど、もし見てない方いたらぜひ見てください。よろしくお願いします!あとは、日本テレビ系列の朝の番組『Day Day.)』に火曜日は出演しているので、そちらもね、ぜひ見ていただけたらなと思います。あとは気象予報士、FP、防災士を持ってて、クイズ番組にもたまに出たりとかするので、テレビなどで、武藤十夢を見つけたら見ていただけたらなと思います。ツイッターとインスタもやってます。よろしくお願いします。

権八:すごい。こんな1聞いたら10回返ってくるのすごい。素晴らしい!ということで、今夜のゲストはタレント・女優の武藤十夢さんでした。ありがとうございました。

武藤:ありがとうございました。楽しかったです!

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