5日間で2000人の来場目指す
JR両国駅のホームでお酒を楽しむイベントが開催される。三和酒類(大分県宇佐市)は、同社の麦焼酎「いいちこ」を緑茶で割る飲み方「いい茶こ」を訴求するため、試飲イベント「いい茶こ 桜ステーション」を企画。会場は普段は立ち入ることができない両国駅の「幻の3番線」と呼ばれるホームで、非日常感を演出し、従来ファンだけでなく若年層にも訴求する狙いだ。開催期間は3月6~10日で、2000人の来場を目指す。事前予約期間は2月29日まで。
会場では、全国から厳選された緑茶で好みの「いい茶こ」を楽しめる試飲セットを来場者全員に配布。佐賀、静岡、静岡、埼玉県産の4種類のティーバックから2種類を選ぶことができ、2杯の「いい茶こ」の飲み比べもできる。いいちこの製造元がある大分県ゆかりのおつまみのほか、鍋焼きちゃんぽんの販売も行う。
シーンや場所を問わずに飲みやすいという「いい茶こ」の魅力をイベントでアピールするため、通常では入れないJR両国駅の3番線ホームを会場に選択。同ホームは1988年に定期旅客列車の発着が終了したことで、旧駅舎と共に現在も残されたままとなっている。イベントでは会場を桜で彩り、「一足早いお花見」の空間を演出する。
麦焼酎「いいちこ」は今年で発売45周年のベストセラー。「いいちこ」の緑茶ハイが過去の音楽フェスなどで反響が大きかったため、今年から「いい茶こ」と名付けて展開を始めたという。体験者からは「飲みやすい」などの声が上がっている。