海外出店の加速、日本市場での業界首位を目指す
メガネ・サングラスの製造販売を手掛けるOWNDAYSは、新しいブランドロゴにアップデートした。4月25日付で新会長に田中修治氏、新社長に海山丈司氏が就任し、代表取締役2人体制に移行した同社は、今後さらなる成長を目指すためリブランディングを実施。DXを加速させるほか、海外展開により力を入れる考えで、新しいブランドロゴでグローバルブランドとしての「OWNDAYS」のイメージを創り出す狙いだ。同社は2008年から現在まで増収増益が続いており、ブランドイメージを底上げすることで30~40代のファッションやライフスタイルにこだわりがある層への訴求を強化する考えを示した。
従来のロゴデザインは眼鏡と扉をイメージ。新デザインのモチーフであるスイッチの「ON/OFF」は、「OWNDAYS(オンデーズ)」の「オン」にちなんでいる
リブランディングのコンセプトは「OWN ‘your’ DAYS」。OWNDAYSでの買い物体験を通じて、顧客が日々の瞬間を楽しみ、自分らしさを大切にすることに焦点を当てて開発したという。2008年にロゴを変更して以降、大々的なリブランディングは16年ぶりとなる。
新しいブランドロゴデザインは「スイッチ」をイメージしている。これまでのロゴのシルエットや、黒と白のブランドカラーを踏襲しつつ、「気持ちが切り替わる」ことを表現するため、スイッチの「ON/OFF」をモチーフとした。靴や服を変えて気分転換するように、同社の商品やサービスを「最高の自分を引き出すためのスイッチ」にしたいという思いがある。黒と白のカラーは「OWNDAYSの創出する空間に⾊をつけるのは商品と⼈だけである」という意味を込めているという。