※本記事は月刊『販促会議』2024年8月号にて全文をお読みいただけます。
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卵形型のクッションファンデーションで人気の韓国発のコスメブランド「TIRTIR」。リップグロスやリップバーム、アイシャドウ、マスカラなどのポイントメイクアイテムの発売日に合わせ、東京と大阪でポップアップイベントを開催した。
韓国のデザインチームが企画した内装は、新発売の「ウォーターリズムグロウティント」「ウォーターリズムグロウメルティングバーム」のコンセプトに合わせ、水を表現したオブジェなどで世界観を表現。韓国で人気の “かわいらしさ” を集約した色使いやフォントをあしらった。
会場は計4つのブースが設けられており、来場者はスタンプラリー形式で各ブースをまわる。ただ新商品のタッチアップができるだけでなく、リップやアイシャドウなどの特性やおすすめの使い方をスタッフから詳しく説明することで商品理解を促した。来場者には「ウォーターリズムグロウティント」「ウォーターリズムグロウメルティングバーム」の計18種類の中から一つランダムでプレゼントした。
タッチアップができるブースでは、TIRTIRのスタッフがバームとティントの2色使いや重ね塗りなど新商品ならではの楽しみ方も伝授。使い方を示した動画がSNSで拡散され反響を呼んだ。広いスペースを活かし、スムーズに楽しく回遊できる空間づくりを意識。全商品が試せるセルフメイクゾーンブースでは、「ブルベ向き」「イエベ向き」で商品をまとめた。
会期中はターゲットとして設定していた若年層の女性を中心に、予定の数倍が来場。イベント前日の記者会見で、同ブランドのイメージキャラクターである佐藤勝利と美 少年が共演した新ビジュアルを発表したことも話題を集める要因となった。
TIRTIR JAPAN PR担当の今泉誠大氏は「ベースメイクの領域ではある程度の認知を獲得していますが、ポイントメイクのカテゴリでもTIRTIRの存在感をアピールしていきたいと考えています。今回のようなユーザー接点となるリアルイベントで、今後も話題化の機会を増やしていければ」と語る。
東京会場はJR原宿駅、東京メトロ明治神宮前駅の前に立地する、全面ガラス張りの「ヨドバシ J6 ビル」。外から見ても「何をやっているのだろう?」と話題になりやすい場所を選定した。条件を満たしてコインを集めると、TIRTIR商品がもらえるクレーンゲームに挑戦できる。ゲーム要素も取り入れながら楽しめる会場づくりを意識した。
そのほか、月刊『販促会議』8月号では、環境配慮が販売促進の必須科目になった今こそ知りたい「サステナビリティ販促のススメ」について特集。「人が集まる、商品が売れる」アイデアと事例を多数紹介しています。
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